皆さん、サトシが主人公のアニメポケットモンスターが2023年3月24日に26年の時を経て最終回を迎えました。初代からリアルタイムで見ていた子どもたちはサトシより年下だったのに、今はもうロケット団よりも年上になっていることでしょう今回は、私がポケモンを好きになったきっかけとポケモンの思い出について語っていきたいと思います。


まずはじめに、ポケモンとはポケットモンスターの略で、元々はゲームとしてポケットモンスター赤の緑というタイトルでゲームボーイのソフトで発売されました。ポケモンはこの世にいないふしぎな生き物で、我々がよく知る生き物とは違います。モチーフは魚類、両生類、鳥類、哺乳類、脊椎動物から無脊椎動物、昆虫まで様々です。中には機械的な見た目のものや、人間が使用する道具の姿をしたものもいます。それぞれのポケモンはタイプを持っており、タイプは、ほのお、みず、くさなどがあり、みずタイプはほのおタイプに強いとかくさタイプはほのおタイプに弱いなど自然の現象がモデルになっています。ポケモンは他のポケモンと戦うことで経験値を得て育ち、レベルが上がります。ある程度ポケモンのレベルを上げたり、特定の条件を満たすと姿形が大きく変わり、能力も大幅にアップします。このことを進化すると言います。世界の人々はそのポケモンの力を借りて仕事をしたり、戦わせたりペットのように可愛がったりして生活しています。ポケモンは人に飼われているポケモンと野生のポケモンがいて、野生のポケモンを捕まえるためには、モンスターボールという特別なボールを使う必要があります。捕まえたらそのポケモンは捕まえた人のものになります。モンスターボールには色々な種類があり、捕まえやすさが異なります。中にはポケモンを研究する博士やポケモンを使用して悪いことを企む組織もいます。ポケモンを扱う人をポケモントレーナーといい、この世界の少年少女は10歳になると博士からポケモンとポケモンを捕まえることでデータが書き込まれていくポケモン図鑑をもらってポケモントレーナーとなります。そして、旅に出て各町を周り、町で一番夜強いポケモントレーナーであるジムリーダーに勝利し、バッジを集めて行きます。バッジを全部集めるとその地方でいちばん強いポケモントレーナーであるチャンピオンとその前に控える四天王がいるポケモンリーグに挑むことができるようになります。チャンピオンに勝つとゲームはクリアです。あとは、図鑑を作るなり、友達と対戦するなり自由に楽しむことができます。

ゲームは子どもたちの間で人気になり、1997年にはテレビアニメになりました。主人公はサトシという10歳の男の子と、皆さんもよく知っている黄色い電気ネズミのキャラクターピカチュウと共にポケモンマスターを目指して冒険の旅に出るというストーリーです。道中でカスミという女の子やタケシという年上の男の子などの仲間が加わったり、あることをきっかけにピカチュウを付け狙う悪の組織ロケット団のムサシ、コジロウ、ニャースがことあるごとに襲ってきたりと旅は波乱万丈です。シリーズは、無印から金銀編、アドバンスジェネレーション、ダイヤモンドパール、ベストウイッシュ、XY、XY&Z、サンムーン、2019年の新無印となり、最終回を迎えました。テレビアニメだけでなく、劇場版もあり、中でもミュウツーの逆襲やルギア爆誕、水の都の守り神ラティアスとラティオスなどは人気が高いです。


私がポケモンを好きになったのは9歳の時でした。ちょうどテレビアニメの恐竜キングが終わった後、私の2歳年下の従弟がポケモンを見ないかと誘いました。私は、従弟といっしょにポケモンを見てみると、予想以上に面白かったです。当時祖母の家のテレビにはキッズステーションが映ったので自分が生まれる前の初代アニメポケットモンスターも見られたのでありがたかったです。それから、指人形で遊んだり、9歳の時のクリスマスプレゼントでもらったポーズでいっぱいおしゃべりピカチュウで遊んだりロケット団の決め台詞を真似するなどしてどんどん沼にハマっていきました。そして、高校生になる頃にはポケモンXYのテレビアニメを見たり、3DSを購入してポケットモンスターオメガルビーをプレイし、日曜日の朝にやっていたポケモンのうちと再びハマり出していつしか私の人生にポケモンは欠かせないものとなりました。当時女の子がポケモンを好きなのは恥ずかしいと思って中々友達にカミングアウトできずにいましたが、しょこたんこと中川翔子さんのおかげでポケモンは性別や年齢関係なく楽しめるものであると気づきました。おかげでゲームやカードを通じて友達を作ることができました。そして、大人になってからは、AmazonPrimeビデオで初代からのポケモンを見返したり、ポケモンのキャラのデフォルメしたイラスト描いてを楽しんでいます。また、一時的にポケモンカードをしたこともあります。同人誌、いわゆる薄い本を考えるのも好きで、度々非公式のアニポケものストーリー考えてました。このブログでも小説載せていこうと考えていましたが、時間の関係で思ったほどポケモンのことはあまり書くことができず、いつしかウォルドルフ人形やぬいぐるみ中心のブログになっていました。 

こうしてポケモンは私の人生には欠かせない存在となりました。ポケモンを好きになるきっかけを作ってくれた従弟と勇気をくれたしょこたんに大感謝です。そして、26年間旅を続けたサトシ君、本当にお疲れ様でした。そして、サトシを演じられた松本梨香さん、ピカチュウを演じられた大谷育江さん、コミカルで憎めない悪役のロケット団3人組を演じられたムサシ役の林原めぐみさん、コジロウ役の三木眞一郎さん、ニャース役の犬山イヌコさんも本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。