今回は、これからウォルドルフ人形を作る方に向けてアドバイスを紹介します。Q&A式にまとめたので参考にしていただければ幸いです。

ウォルドルフ人形はどうやって作るの?
専用のキットが売られているのでそれを使って作ります。キットは、スウェーデン羊の詩舎製のものと矢口や製のものがありますが、スウェーデン羊の詩舎製のものをおすすめします。なぜなら、材料の布が既に縫ってあるのですぐに作れるからです。また、自分で男の子にするか女の子にするか選べますし、何より選び抜かれた良質な素材が使われている点がおすすめです。

キットはどこで売ってるの?
スウェーデン羊の詩舎のホームページにある製品取り扱い店に売っています。お店に行くのが難しい場合は、通販を行なっている店もあるので、そこで買うことができます。私のおすすめは、クレヨンハウスです。東京と大阪に店があり、通販もやっています。キットの他、人形作りに必要なものもまとめて買うことができます。
以下リンクです。


沢山種類があるけれど初心者は何から始めればいい?
ウォルドルフ人形は、着せ替えができるタイプは20センチのA体、30センチのB体、40センチのC体、50センチのD体の4種類があります。はじめての方にはC体がおすすめです。その理由は、C体は程よい大きさなので、作りやすいです。ウォルドルフ人形は大きさによる難易度の違いはほとんどなく、小さい方が難しいくらいです。初心者にはC体くらいがちょうどいい難易度です。また、作り方をネットで調べる際にも、C体の作り方が多いので作り方を調べやすいです。さらに、B体とC体は服や下着の完成品が売られているので、購入しておくことができます。服を作る際にも、小さすぎないので服が作りやすいです。




ウォルドルフ人形作りに必要なものは?その他になにがあると便利?
作りたいウォルドルフ人形のキットの他、以下の物が必要です。⭐️がつくものはクレヨンハウスの通販でまとめ買いできます。

ウォルドルフ人形の本⭐️
アトリエノートVと呼ばれる作り方が書かれた冊子⭐️(キットには作り方は入っていないので、別売りの作り方が書かれた冊子や本が必要。二冊両方揃えたほうがいい)

ぬいぐるみ針⭐️(長い物は目や口をステッチする時や髪の毛を付ける時に必要)

ウォルドルフ人形専用の丈夫なコサージュピンと呼ばれる丈夫なまち針⭐️
(膨らむ羊毛を抑えるので、普通のまち針では無理)

ポリカーボネート板⭐️
(100均のプラ板工作用のプラ板やクリアファイルを扇型に切り抜いても良い)

ウォルドルフ人形専用の丈夫な肌色の手縫糸⭐️

羊毛を計るためのはかり

完成品や製作途中の物や材料を保管しておく場所
(100均や雑貨屋さんで売っている収納ボックスなど)

メジャー

30センチの定規

腕や脚に羊毛を詰めるための棒
(先が尖っていない太めのお箸でも良い)

裁縫道具
(裁ちばさみ、糸切りバサミ、縫針、ピンクッションなど)

ウォルドルフ人形用のくし⭐️
(ウォルドルフ人形の髪の毛をとかすのに必要。なければ未使用の人間用のヘアブラシやメルちゃんやネネちゃん、ソランちゃんに付いているくしでも良い。私はソランちゃんのくしを使った。)

水で消えるチャコペン
(布をカットしたり、目や口をステッチする際に印をつけるのに必要)


以下の物はあると便利な物です

羊毛フェルト用のニードル
羊毛フェルト用のマット
(羊毛をボール状にまとめるのは大変なので、絶対あったほうが楽です。針が複数のものが便利)

ジップロックの袋(キットから出した材料や、測った羊毛を入れておくのに便利)

ウォルドルフ人形用の下着と服⭐️(キットには服は入っていません。作ったらすぐに服を着せられるようにB体とC体は既製品があるので用意しておくと良い)

人形の性別はどう決めるの?
ウォルドルフ人形は、男女とも同じキットで作り、髪型や服で性別を決めます。また、初心者の方はロングヘアの女の子にするのをおすすめします。髪の毛を付けるのが簡単で、手間が掛かりません。逆に、男の子にする場合は、沢山髪の毛を植毛しないといけないので、とても手間がかかります。また、女の子にする場合は、服のバリエーションが多く、服が作りやすいです。既に作ってある人形にお友達を作ってあげる場合や、時間をかけてじっくり作りたい方、または男の子に渡す方は男の子にするといいです。

以上、これからウォルドルフ人形を作る方へのアドバイスでした。