こんにちは
デビュー５日目にもなると、
もうだいぶ仕事にも慣れてきて、
馴染みのエリアであれば道も分かるので、
ちょっとだけ見た目「ベテラン感」も出てきたかもしれません。
まぁ、52才だからね
で、
昨日のデビュー５日目は、
給料日前の24日、
週始めの月曜日、ということもあってか、
日中、アプリも全然鳴らず、
当然、売り上げも上がらず、
少しずつ焦り始めます
そしたらね、
不思議なことに、
「急いでください
」
って言うお客さんばかり乗せるようになり、
極めつけは、
とあるホテルの正面玄関から大阪駅の高速バス乗り場までお乗せしたのですが、
「16時半にバスが出るので…」
と言われ、
目的地までの最短ルート、時間を調べると、
16時20分
それが、、
信号待ちをしたりしていると、
到着予定時間がどんどん遅れていき、
16時27分とかなってるやん
え？
これ、間に合わなかったらオレの責任？
ここまで全く無駄な動きしてないけど？
と思いながらも、
間に合わせるしかないやん？
だから、めちゃくちゃ飛ばしたね
もちろん安全運転で、
急発進、急ブレーキにならないように、
快適な乗り心地も維持しながら、
それでいて捕まらないレベルのスピードで他の車両をごぼう抜きして、
最適な車線を選んで走り続け、
目的地に到着したのは16時23分
間に合った。
着いたら、
お金を数える手がちょっと震えてたわ。
いや、マジでやめて、こういうの
その後もなかなかアプリは鳴らず、
それでも夜には鳴るだろうと思ってたけど、
ホントに鳴らない。
最低目標売上の25,000円まで、
あと5,000円くらいだけど、
これはもうムリかな？
なんて思ったら、
５千円弱のお客さんをお乗せして、
売上金額（税抜）はなんと！
24,550円！
（ゼロが後ろにないけど下の15の金額ね）
よし、あと1人！
ウチの車はワンメーター500円だから、
あと1人お乗せしたら25,000円を超える！
そう思ってウロウロするも、
相変わらずアプリは鳴らず、
やがて終電
の時間も終わり、
他のタクシーもヒマだから街に溢れかえり、
数少ないお客さんの争奪戦の様相を呈してくる。
こんな状況下で、
一応まだデビュー５日目の新人ということもあって、やっぱり遠慮？躊躇？してしまう訳で、
せっかく見つけたお客さんも、
他のタクシーに強引に割り込まれて奪われたり、
あー、もう今日はダメか
あと一人、あと500円なのに。
そうしてフッと頭をよぎるのは、
実際にお客さんを乗せなくても、
乗せたテイで「実車」を押して「支払」を押し、
自腹で500円を払いさえすれば、
この目標はクリア出来るやん？
でも、それをやって何になる？
そんな実績、意味ないやん？
そう思って、目標金額を諦めきれず、
タクシーが溢れかえる梅田周辺を走っていると、
一人の男性が手を挙げてる
咄嗟に停車してお乗せすると、
「茨木の総持寺まで」と
結構、距離あるで
良かった
すごくいいお客さんで、
車内でもずっといろんなお話をして、
到着して、お会計はコレでした↓
最後の最後に１万円超えの10,170円
ミラクルや…。
午前３時過ぎに一人、
会社に帰る車内で運転しながら泣いた
何というドラマティックな１日やったんや。
親父が、
じいちゃん、ばあちゃんが、
みんなが応援してくれとる。
頑張ろう。
これ書きながら、
また泣けてきた
そんなドラマティックな昨日５日目でした。
では