こんばんは
ちょっとだけお久しぶりです。
昨日、ようやくタクシードライバーとして、
一人デビューしました
いやー
初めて一人で外を走ってドキドキでしたが、
まあ、なんとか無事に初日を終えて、
少し自信にもなりました
出発前には上司の人も、
「今日はとにかく道を覚えることと、
安全を最優先で帰ってきてください。
売上は全然気にしなくていいので」
と言うことだったので、
表示板は「回送」の状態にして、
無線やアプリも入らないようにセットして、
昼過ぎに会社を出発
すると、
1キロも走らないうちに、
おばあちゃんが手を挙げてる!
「ごめーん、おばあちゃん
今、まだ回送中やねん」
と心の中で謝る
通り過ぎてからまたしばらく走ると、
今度は右側で男性が手を挙げてる!
「あー、スミマセーン
回送中なんですよ」
とまた心の中でつぶやく。
おばあちゃんも男性も、
どちらも黒い服を着てたから、
たぶん近くでお葬式があって、
その帰り道なんだろな
せっかく手を挙げてくれてるのに、
そして、
「回送」の状態とは言え、
乗せられない訳ではないのに乗せないのは申し訳ない気がして、
路肩に車を停め、
意を決して表示板を「空車」に変更
さあ、行くで
ぐるっと回って先ほどの道に出ると、
今度はまた別の黒い服のご夫婦がいて、
その男性の方が手を挙げてる
あ!よしっ!
初めてのお客さんや!
路肩に停めてドアを開けると、
乗り込んで来られました。
「ご乗車ありがとうございます。ドアをお閉めします。どちらまで参りましょう?」
「◯◯まで」
◯◯…?
知名は知ってるけど、
ここからどうやって行くんや??
行き方、最短コースも分からないし、
知ったかぶりするのが一番良くない。
正直に言おうと思って、
「スミマセン、新人なのでナビをセットさせていただいてよろしいですか?」
「あ、そしたら言うわ。とりあえずこの道を真っ直ぐ行って」
「ありがとうございます」
ということで目的地に到着し、
初のタクシー料金をいただきました
2,200円なり
その後、あちこち車を走らせながら、
計7組のお客さんにご乗車いただいたんですが、
大柄なお兄さんを乗せた時、
どんな感じかと思いつつ行き先を尋ねると、
予想外の、安田大サーカスのクロちゃんみたいな高い声で、
「じゃあ言うので、ここを左に行ってください」
との返事。良かった
全然怖い人じゃなかった。
車を走らせていると、
事故したての車に遭遇。
「事故、怖いですよね。以前こんな事があって…、事故は怖いです〜」
と、外見に似合わぬ女子っぽい会話に思わずニッコリ
それから、
日が暮れるとまた「回送」にして、
とにかく自分が不慣れな地域や道を中心に、
走り倒しました。
夜もまた時々手は挙がってたけど、
ごめんなさい
「回送」ということでスルーしました。
ちなみに「空車」の状態でスルーすると、
それは「乗車拒否」となり、
結構重いペナルティがあります。
なので、
キレイな女性ばかりを選んで乗せるとか、
そんな事は出来ないのであります
もちろん、
そんな事は1ミリも考えてませんがね
(ホンマか?)
とにかく明日からは、
アプリも無線も取るようにして、
一つ一つ、一人一人を丁寧に、
仕事をしていきたいと思います
頑張りまーす