闇の支配者に握り潰された世界を救う技術【未来編】‥ 4 | inca rose*のブログ

inca rose*のブログ

ブログの説明を入力します。

第6章 「金融工学」で世界経済は豊かになるのか

◆ ゴールドを持つ者が決定してきた金融システム

金融の未来を考えるために、まず現状の姿を理解する必要がある。
昔、世界は金本位制だった。黄金律〈G olden Rule)は、一般には聖書に基づく、「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」(「マタイによる福音書」七章一二節、新共同訳)のことを指すが、一部の人たちには意味が違う。

黄金を持つ者がルールをつくる。歴史的な経緯から、第二次世界大戦前には世界の多くはアジアに集まっていた。ところが19世紀から、伝統的にゴールドを持つ者が権力を持つという構図から、暴力装置を持つ者が権力を持つように変わった。

毛沢東は「権力は銃口から生まれる」といったが、そうではない。権力は銃を持つ男の脳から生まれるのだ。そして、その脳を支配するのは誰か? それが秘密結社だ。
秘密結社は心理操作に長けている。日本の場合、中国との仲が険悪になりつつあるが、大衆心理の操作が行われているからだ。

特定の血筋や王族が、時の流行作家や大手企業、軍幹部などをスカウトし、秘密の場に集まって社会の方向を決めている。金融のコントロールもそこで行われている。オカルトと宗教じみた儀式の中で、巨額なお金の行方が決められているのだ。

実際にそうした現場に行くと、秘密結社が実在し、力を持っていることがわかる。イギリス王室と300人委員会、スコットランド系フリーメイソン、イタリアのフリーメイソンP2ロッジ、アジアの王族のドラゴンファミリーなど、いくつかの秘密結社が存在する。

こうした秘密結社のうち、欧米系には一神教が強く影響している。イスラム教シーア派の後ろに秘密の一族があり、スンニ派にも一族がいる。ローマ教にもプロテスタントにも、一神教が自分たちを頂点とする仕組みを信じている。

P2ロッジは地球外のガンマ線生命体の指示で動いていると書いた。信じがたいが、実際に私が聖ピエトロ寺院の裏で彼らと会って聞いた話なのだ。

ロックフェラーを取材し、ロスチャイルドを取材し、そんな彼らより上位にいる権力者として会ったのがオカルティックな秘密結社だというのは、私も自分で取材していなかったら信じていないだろう。

ロスチャイルド一族も、自分たちの上にP2ロッジがいることを認めている。そしてガンマ線生命体は黒い太陽=ブラックサンと呼ばれ、それはナチスの秘密結社トゥーレ協会などが祭祀の中心に据えたものと同じだ。

このとき、ドイツ騎士団の最高幹部も紹介された。彼らは軍の司令官も兼ねている。アメリカ軍の場合、軍の長官はマルタ騎士団などの騎士団に所属し、バチカンにつながっている。だから欧米の軍は、ローマ法王を最高司令官に戴いている形になるのだが、さらにローマ法王の上にP2ロッジがあるというのだ。

その最高幹部によると、黒い太陽は一定の儀式により呼び出すことができるのだそうだ。彼らは科学技術だというが、私たちにとっては魔術である。
黒い太陽を呼び出すことで、現実が変わる。

黒い太陽はテレビやラジオの電波のようなものだという。ガンマ線生命体は、電磁波からできている非有機体どころか非固体の生命だ。彼らを構成する電磁波はガンマ線領域なので、人間には見えないどころか、物質を通過してしまう。

彼らは私たちの世界と共存しているが、見えないし、コンタクトできない。そこで儀式によって彼らに周波数を可視領域まで落としてもらってコンタクト可能にする。

私はミラノの教会の一室に案内され、
「これが私たちの神様です」
と部屋の中をみせられた。そこには黒い太陽がたかどられたステンドグラスがはめ込まれていた。
「この黒い中から虹色のものが出てきます」

そういわれたと同時に、私の前から部屋が消えた。薄暗い部屋にいたはずなのに、その瞬間、私は白い雲の上に立っている感じになった。現実が急に取り消されたようだった。そして目の前に、真っ暗闇の、生命を吸い取るような、ものすごいものを見せられた。それは実際に体験しないとわからない。マイナスエネルギーのような、恐ろしいものだった。

そして人が乗っ取られる。その人以外の生命体がその人の体を乗っ取って、急に違う言葉でしゃべり出したり、性格が変わったりする。精神病ではなくて、本当に人の脳に入り込んで、寄生虫のようにコントロールする。

混沌から秩序に。彼らの目的は新しい階級社会をつくりあげることだ。彼らは星の運行に従ってことを起こす。

ジョン・F・ケネディは連邦銀行制によらない、新しく政府発行のドルを刷ることを言い出したために暗殺され、月面有人探査計画であるアポロ計画も、17号の有人探査を最後に空中分解してしまった。マーティン・ルーサー・キングはアメリカの公民権運動を主導したが、暗殺された。





◆ 「国家の外」に存在する国際決済銀行というシステム

第二次世界大戦後にナチスが宇宙に出たという話がある。逃げたナチスの残党が南極に秘密基地をつくり、そこから宇宙に出たという。ハイレベルな軍人や政治家が、すでに人類は宇宙に出ているといっている。

カナダ元国防相ポール・ヘリヤーは、地球に四種類の宇宙人がすでに来ていて、その情報開示は止められているのだと発言している。

私は現実的な人間なので、オカルティックな話は好きではない。しかし、金融から始まった私の調査は、時としてオカルティックな奇妙な話にぶつかってしまうのだ。

なぜ、宇宙が存在するのか、そんな哲学的命題の根本に、黒い太陽の存在はかかわってくる。この宇宙全体がデジタル、白と黒、闇と光。そう理解すると、いろいろな不思議なことが理解できる。

金融のことを調べているうちに、現実はなんなのか? と問わざるを得ないことに出会う。オカルト的な思想を持つ人たちが金融を支配しているという事実に戸惑う。

中央銀行の中の中央銀行、BIS(国際決済銀行)はどこの政府の管轄でもない。
BISが置かれているのはスイス・バーゼルだが、スイス政府もBISに立ち入ることはできない。完全な治外法権だ。

そんな組織が、世界の中央銀行に指示を出している。
BISの存在は、金融が世界の生命線であり、それを握っているのが国家の外にある組織であることを確信させてくれる。金融の権力を持つ者が国家の外側に存在し、この世界の権力を掌握する力があるということなのだ。




◆ 「欧米VS. ユダヤ・マフィア」に対抗する「人類同盟」の出現

911 でアメリカを乗っ取ったといわれるニューワールドオーダー。
私も彼らにスカウトされたことがある。仲間にならないかと誘われたのだ。
彼らにとって、人類の九割は役に立たない。環境を荒らし、自然を崩壊させ、何もつくっていない。地球にとってバイ菌のようなものだ。

そこで人口を削減する。人間を間引き、世界の人口を五億人まで減らし、環境と調和した人類社会を築くという。そのために世界連政府をつくろうとしている。

人類の未来をつくるプロセスは金融だ。911 以降、彼らは金融システムを手に入れ、彼らのいうニューワールドオーダーを実現しようとした。
もうひとつ別の未来を考える集団もいる。彼らはシオニストと呼ばれ、エルサレムを首都として世界連邦政府の樹立を目指している。

彼らの行動原理は旧約聖書に基づいた選民思想、最終的にユダヤ人が神に選ばれた民として、人類を管理するというものだ。ナチスとよく似た優生思想であり、地球の環境保全を優先するという点ではニューワールドオーダーと同じ立場だが、人間の間引きをしなくても、環境税を取ればいいという考えだ。それというのも、旧約聖書にはユダヤ人がユダヤ王国を再建した暁には、一人につき2600人の奴隷がかしずくと書かれているからだ。

家畜に働かせようというのに、家畜を殺すバカはいない。
この二大権力の間で、私たちの未来をどちらかの勢力を担うか、つまり、どちらが金融システムを掌握するかという戦いが続いていた。

王室との確執や軍との関係などが入り組み、単純に二つに分けることは難しいが、今までの裏の権力は大雑把にこの二つに集約できる。

現在、ニューワールドオーダー勢は劣勢であり、オフショアの拠点が次々に封鎖されている。最近ではイギリスやフランス、ドイツ、イタリア、スペイン等々が、それぞれ「非合法な経済活動で生み出された裏資金や金融特区への規制強化」を宣言している。

今後、アメリカ当局やG20なども連動して、三一兆ドルともいわれる世界のアングラ・マネーの「没収」に乗り出すことになりそうだ。そうなれば、ニューワールドオーダー=ナチス残党の資金源が断たれ、テロ組織に流れている工作資金もすべて断ち切られることになる。

そうした流れがあるからこそ、パナマ文書も流出したのだ。
この二つの権力に対して、この10年の間に新しい勢力が現れた。経済的に豊かになった中国とロシア、ブラジルなど欧米の価値とは別の価値基準で未来を考える、いわば人類同盟だ。












『闇の支配者に握り潰された世界を救う技術 【未来編】』
著 . ベンジャミン・フルフォード

から抜粋。