人殺し医療‥11 | inca rose*のブログ

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…子どもはたまごや小麦などの食品アレルギーや喘息を持っていることが多い。



アレルギー性ショックであるアナフィラキシーの対応に必要な坑ヒスタミン剤とか、喘息の薬などを学校で準備して保健の先生が扱えるようにするだけで、確実に子どもの健康を守れる。救急車で運ばれ、病院に着く前に悪化するケースは決して少なくないのだ。

保健室なのだから生徒の健康データは揃っている。事前に対応するマニュアルを作っておけば、それほど難しいことはないはずなのだ。

また夏場など熱中症で倒れた場合、最も有効的な処置は、点滴による補液。しかし、これも医療行為として保健の先生はできない。看護師ですら医師の指示がなければ医師法違反となる。

これだって、ちょっと専門のトレーニングを受ければ、すぐにできるようになる。それでも心配というなら定期的に研修を義務づけておけばいいのだ。

学校だけでなく、ちょっとした工場やオフィスビル、商業施設など、多人数が集まる場所にも「保健の先生」のような存在を配置すれば、いちいち病院や診療所に行かなくてもよくなる。医師不足など簡単に解決するのだ。


◆発がん物質での医療を提唱した恐ろしいレポート

1910年。アメリカで、一人の医学者があるレポートを提出した。医学者の名前は、エイブラハム・フレクスナー。タイトルは「アメリカとカナダの医学教育」という。通称「フレクスナー・レポート」。100年前に提出された、この論文こそが、現代まで続く医療を蝕む「がん」を発症させることになるのである。

このレポートの内容を一言で言い表すならば「コールタール医療の提唱」がもっとも相応しいだろう。なぜなら、このレポートをフレクスナーに依頼したのが、かのジョン・D・ロックフェラーだからである。

石油産業の独占で巨万の富を築いた初代ロックフェラーは、その持てる財力と政治力を使って医療分野への進出を図り、20世紀を迎えた1901年「ロックフェラー医学研究所」を設立する。

ロックフェラーは、石油と医療をどう結びつければいいのか、どうすれば医療を独占支配できるか、その調査をフレクスナーに命じた。それが、このレポートの目的であった。こんにち、コールタールは発がん性があることが知られている。…





『人殺し医療』

から抜粋。