私には子宮がありません。
子宮筋腫で全摘となりました。今から三年前です。
そして、今年五月、卵巣嚢腫と腎盂炎を併発。
明日、卵巣全摘となるはずでした。
全身麻酔の開腹手術は4回目の私は、相当なリスクを背負っていた為、前日の今日から入院。
低残渣食と言って、繊維質の少ない、消化吸収のよいお昼ごはんを最後に絶食、明日の9時からの手術に備え、腸をきれいにする為の下剤を処方され、手術前最後の確認の診察を受ける。
そこで、奇跡が起きました。
8~9㎝程になっていたはずの卵巣が正常な大きさに。
五月に手術が決まり、術前検査として6月に撮ったMRI画像に、素人目にもはっきりと分かる大きく腫れた卵巣。
そこまで大きくなれば、もう元の大きさになることはほぼない。
のはずが、なんの問題もない、通常の卵巣の大きさに戻っていました。
なので手術は中止となりました。
子宮のない私には、卵巣が唯一残された砦?のようなものでした。
普段は女性らしさとは無縁の、負けず嫌いな強がりで、男に負けるもんか的な私です。
でも、気持ちのどこかで女性らしくありたい、そう思っていました。
それが、子宮がなくなり、その上卵巣までも。
戸籍上は女性、でも、私っていったい何になるんだろう?
とてもとても受け入れがたい現実でした。
私は、小学6年の時から「霊法会」という所で先祖供養を教えてもらい育ちました。
私は先祖の代表という役目を持って、生かされている。
今回、きっと全身麻酔の開腹手術4回目は相当なリスクだったんだと思う。
お昼ご飯を食べながら、これがもしかしたら人生最後のご飯に?
ふとそんな思いが頭をよぎったり。
でも。
先祖にまだ生きて果たす役目があるんだと託されました。
霊法会では、懺悔と言って会合などで自分の想いを話す機会があります。その1つを頂き、手術を受けることを話しました。
全く面識のないのに、同じような経験をされた人からも励ましの声をかけてもらったりしました。
それが結果病状が消えてなくなるという奇跡。
霊法会って基本先祖供養を教えていただく所です。
ですが、人によって捉え方がいろいろで。
世間ではよく思われていない場合もあるようです。
ですが、どんなにいいことでも正しいことでも、いろんな面があってちゃんと伝わらなかったり、意図しない捉え方をされたりということはあると思うんです。
私は自信がなかった。怖かった。自分のやっていることが本当に正しいのか。私の捉え方が間違っていないか。
霊法会で教えてもらうことは正しくても、それを本当にちゃんと理解して正確に伝えられるのか。
だから、人にお勧めする、いわゆる大乗をなかなかできずにいました。
でも、今回のことをきっかけに。
もしかしたら、私の受け取り方が違っているかもしれないし、ちゃんと正確に伝えられていないこともあるかもしれない。
けど、それでいいと。
何が本当に正解かは聞いた人が決めることやし、私にとっては、生きて命を頂けている、それが正解としていいんだと。
私は私の信じることをただ伝えていこう。
せっかくいただいた命を何かの役目を果たすことに使いたい。
というのは、綺麗ごとな言い方で、なんかの役にたったんだと自己満足したい。
とにかく、もう一度、まだ女性としての部分をちゃんと残したまま生きて行くチャンスを頂きました。
自分なりにできることをして大事に生きて行こうと思いました。
