最後の成績 | 偏差値47だった息子を都立3番手校に合格させたお話~どうしても都立高校に進学して欲しかった母の願いの物語~

偏差値47だった息子を都立3番手校に合格させたお話~どうしても都立高校に進学して欲しかった母の願いの物語~

4月時点の模試が偏差値47!!受験に重要な換算内申さえ、すずめの涙!!家計の関係でどうしても都立高校に進学して欲しかったがゆえに現状に絶望する母と、今の実力で合格できそうな都立高校には進学したくない!と言い切った息子の悪戦苦闘の記録。

 

お久しぶりです。まーです。

いよいよ本番直前になってきましたね。

すでに志望校は決まったでしょうか。

 

うちはこの時期、割と穏やかな日々を送っていました。

なるようにしかならない、という諦めの境地でもあり、また

息子の「こうしたい」という意思がハッキリして嬉しかったのもあり

という感じです。

 

息子はそれまで、周りに振り回された言動をし、

それにより志望校がクルクルと変わる状態でした。

誰かが私立の名門がいいと言えば、そこを望み

誰かが中堅の都立が安全だと言えば、そこを目指し、

とにかく、本人の意思というよりも

他人の意見、また見栄によって

スタンスがブレブレだったのです。

 

その状況にまーはキレ、

「初心を貫け!!」

と言っておりましたが、

心の中では、実は自分の言動で子どもの将来を

操ろうとしているのではないか、と不安でした。

 

やはり親たるもの、子どもが良い学校に行ってくれる方が

気分がいいわけです。

しかし、それが本人の望まないことであるならば、

その時は素直に従ったとして、

人生のどこかで爆発すると個人的には思っています。

 

よく引きこもりの問題が取り沙汰されますが、

原因は恐らく

「自分の人生を歩ませてもらえなかった」

という無念の反動だろうと思うのです。

まあ、本人たちにその意識が顕在しているか

潜在なのかはわかりませんが。

 

ということで、息子が

「俺はこの学校になにがなんでも行く!!」

と、言い出したその日は本当に嬉しかった半面・・・

 

無理だろうと思いました

 

またの機会にさらそうと思いますが、なにしろ

とにかく最後の模試でも安全圏に入っていませんでした。

おまけに換算内申もほとんどおまけみたいな状態

だったので、当日の試験で相当な高得点を

とらない限り、ほぼ不可能という状況でした。

 

でも

まーは自分の人生を決定した息子に

敬意を表して

 

都立の願書にサインをしたのでした。