偏差値47だった息子を都立3番手校に合格させたお話~どうしても都立高校に進学して欲しかった母の願いの物語~

偏差値47だった息子を都立3番手校に合格させたお話~どうしても都立高校に進学して欲しかった母の願いの物語~

4月時点の模試が偏差値47!!受験に重要な換算内申さえ、すずめの涙!!家計の関係でどうしても都立高校に進学して欲しかったがゆえに現状に絶望する母と、今の実力で合格できそうな都立高校には進学したくない!と言い切った息子の悪戦苦闘の記録。

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まーです。

発表当日のことを思い出してみます。

 

当日は朝一番では掲示板を見に行きませんでした。

なぜなら

 

落ちていると思ったから

 

です。

わざわざ悲しい姿をその他大勢に

見られる必要ないだろ、と思っていました。

息子も結果を早く知りたい!という感じもなく、

見に行くのしんどい、みたいな雰囲気でした。

不合格を確認できしだいその場を去ろうと

思っていたので、息子には内緒で

受験番号を覚えこみました。

 

受験校にはタクシーで行きました。

本人が乗り気じゃないのがわかっていたので、

バスなどの交通機関で連れて行くのは

無理だと思ったからです。

それは、夫にも了解を得ていたので、

不本意ながらも出費をしました。

 

そして学校についた時、悩みました。

このままタクシーに待っていてもらうべきか。

そうすれば速攻でその場を離れられる。

でも、万が一受かっていたら?

本当に悩みました。

 

結局、タクシーは去っていきました。

 

校門からは、すでに出てきている学生さんもいました。

都立高は大体そうだと思うのですが、

合格者はそのまま入学受付に並びます。

ということは、この時点でバス乗り場に並んで

しまっている子たちは、他の道を

歩むことになったわけです。

現実を目の前にして、息子と並んで

掲示板を見る勇気はありませんでした。

だから

掲示板見てきな

って、息子に伝えました。

まーは離れた位置からついていきました。

そっと確認して、心の準備をして

息子がどんな態度になろうとも

平然といるつもりでした。

 

あっという間でした。

覚えこんだ番号が目に飛び込んできたのは。

当の息子は、もたもたとカバンから

自分の受験票を探しています。

でも、黙っていました。

 

本人の努力で勝ち取った成果を

本人自身の目で確かめて欲しかったから。

 

受かってる…

 

あの時の息子の、

信じられないような、それでいて嬉しそうな表情を

見ることができたのは、子どもを産んでよかったと

思えた瞬間でした。

 

でも仮に

不合格だったとしても

挑戦をし、またそのための努力をし続けた息子を

誇りに思ったと思います。

 

 

 

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