このDVDたまたま見たのね。
キャストがちょっと好みじゃないけど、内容はなかなか良かったな。
黒髪の後輩が受けかと思ったら逆でキスシーン止まりの実に甘酸っぱい感じだ。
原作は宝井理人のBL漫画じゃない。
私はBLはそんなに積極的には読まないのでそれほど詳しくないけど、好きな作品はいくつかある。
たまにとても良い物もあるので馬鹿にできない。
原作の漫画はコミックス2巻だったので躊躇なくアマゾンで購入した。




高校3年生の篠弓弦(しのゆずる)は、月曜日の朝、弓道部の後輩である芹生冬至(せりょうとうじ)と校門で会う。
学年を問わず女子に人気の芹生は月曜日の一番最初に告白してきた相手と必ずつきあい、週末に必ず別れると噂されている。
「俺とつきあってよ芹生」
弓弦の軽い気持ちから出た一言でつきあう事になった二人だが。


漫画を読むと、映画が原作に忠実に作られていた事がわかった。
キャストが好みじゃないとか思ったけど、原作に近い役作りがされていて芹生の方が背が高くて身長差萌えが実写でも再現されている。
最近何かと漫画が実写映像化されるが、ビミョーな出来が多いじゃない。
無限の住人とか、ジョジョとか。
作る人も、演じる人も、原作と映画は別物だから
って思ってるんだろうけど、本当にそうなのかな。
この映画はたぶん原作ファンを裏切らない出来じゃないかな。

漫画はタイトル通り、二人のたった一週間の出来事が描かれてるのだが、季刊誌に掲載されていた為完結まで3年もかかっているそうだ。
書き手も読み手もご苦労な事だ。

芹生は容姿端麗で家はお金持ちだし何でも持っているのだ。もちろんモテる。
しかしこの子が意外にも純情な心を隠していて、いじらしいのだ。
自分の気持ちに正直に振る舞う弓弦もいい。


ドキドキしたり
イライラしたり
いつもと違う自分の気持ちに戸惑いながら、
距離を縮めていく二人は男女のそれと変わりない。
人を好きになるのに同性も異性も関係ないよね。
誰かを好きになると世界は一変してしまう。
恋の始まりは特に楽しい。



幸せな恋だ。