韓国マフィアの世界に生きる主人公が頭に銃弾を受けるが危険な場所なので手術はできないと言われる。
余命いくばくもない彼は自分の本当の母親を探す為に日本にやってくるのだ。
原作は韓国ドラマなので突っ込み所は満載だ。
が、頭の中に銃弾が入ったままで次第に悪化していく身体を抱えながら、俺はあんたの息子なんだ‼と本当は言いたいくせに言わない。
本当は死にたくない❗と思ってるくせに言わない。
長瀬智也の抑えた演技が泣けるのだ。
人生っつーものは残酷で不公平なものなのよ、とのたまう母親役の大竹しのぶも自分勝手でプライドばかり高くてやな感じがはまり役だ。
長瀬は毎日スマホに自分の動画を残している。
それは長瀬の生きた証なのだ。
人は自分の死を意識した時から、自分の生きた証を残したいと思うものらしい。
私も最近「死」と言うものを身近に感じているので、何か残しておきたいような気持ちになりブログを書く事にした。
もっとも私は長瀬のように余命宣告されたわけではない。笑。
健康で元気に暮らしているのだが、最近母親を亡くしたのだ。
そういった寂しさや悲しさは別に置いといて、私は今「死」を非常に身近なものとして意識している。
母は肺がんだったのだが、実は4年前にも弟を亡くしていて弟は肝臓がんであった。
なんだか、のっけから暗い話で申し訳ないが、身内の不幸自慢をしたいわけではないのだ。
弟を亡くした後、私は自分もがんで死ぬような気がして、怖くなって、がん検診に行ったりもした。
今はもうそんなには怖くない。
きっと私もいつかがんで死ぬんだろう。
人はいつかは死ぬ。
そんな事は誰だってわかっているけれど、自分には関係のない事だと思っている。
でも大切な誰かが死んだりすると、死は突然身近
になり人は思い知らされるのだ。
人はいつかは死ぬんだって事を。
ご挨拶が遅れましたが、ミルキーと申します。
漫画ばっかり読んでるなんもやりたくない主婦です。
こんなミルキーの『もろもろの事』を聞いてくださいな。