マインドコントロールって、恐ろしいね~。
実際のところ、記憶が塗り替えられるレベルにマインドコントロールされちゃうことって、あるものなのかなぁ?!
7話はというと、7年前に中学2年で失踪した少女が見つかり、少女の通う学校の美術教師・木谷(眞島秀和)に誘拐容疑がかかるも否定、彼女も否定していたが、楯岡はマインドコントロールがあったことを見破り、木谷の逮捕につなげたというお話。
かなりぞっとする話だったなぁ。
最初は、木谷が少女を誘拐・監禁しているとみせかけて、実は彼女を救おうとしていたいい人ではないか疑惑が出てきたという、よくありそうな話だったわけ。
木谷は虐待されていたと証言し、彼女自身も両親を恐れていたことから、木谷はいい人なのかなーという雰囲気に。
一方で、両親は7年間ずっと毎日ビラ配りしていて、どういうこと?とは思ったけど。
真相は、彼女は両親から虐待されてたわけじゃなかったというオチ。
木谷にマインドコントロールされた結果、ヒドイ虐待を受けていたと思い込まされていただけで、実際は厳しく叱られたり叩かれたりはしてたけどという状況。
ってことは、家出くらいの感じだったってことなのかなぁ?
それでマインドコントロールかかるものかね?!
なぜ木谷がそんなことをしたのか?という真相もまた、ぞっとした。
なんと木谷は木谷じゃなかったー!
親から虐待をされていて、それに気づいた女医が、自身の息子がぜんそくで死んだのをきっかけに、庭に遺体を埋めて、虐待されてた少年を誘拐して引き取り、息子として育て続けたんだってさ。
外に出たら危険だよ等々、マインドコントロール的なことをされて育ってきたため、そうやって守ってあげることが正しいことだと、信じ込んでいたのだとか。
ある意味、木谷もまた被害者だったというわけね。悲しい負の連鎖だった。
今回もまた、西野が面白すぎた!
心の声の発言はいつも通りなんだけど、好きな絵のくだりに、特に大爆笑した(笑)
まずは木谷と初対面した場面。
西野は彼女の両親がビラ配りしてる現場に遭遇したことがあったようで、かつ芸術系男子に好きな人とられた過去があるようで、美術教師である西野を悪人と決めつけてたわけ。
すましやがって、この変態クソ野郎が!女子中学生監禁したド変態だよ!何が危険な香りだ、文字通り危険人物だ!
やらなにやら、ひたすら心の声で厳しいツッコミいれまくり!
そして楯岡と木谷は、好きな絵の話に発展。
楯岡からどんな画家が好きかと聞かれ、西野は「ひまわり、バッハの。」だって。
間違え方が面白すぎ!
楯岡は冷静に「それはゴッホね、バッハは音楽家。」というツッコミだったけど、木谷の急に振り返ってギロリとにらんだという行動が、さらに笑えた!
次回はというと、夫を保険金目当てで放火殺人した容疑がかけられた、5年前も夫を亡くして保険金を受け取った女性について、取り調べをするというお話。
☆キャスト☆
楯岡絵麻:栗山千明
西野圭介:白洲迅
筒井道大:宇梶剛士
綿貫俊:野村修一
林田シオリ:椎名香奈江