安定のキャスト、安定の設定、安定の話の展開だけど・・・
下町だの再生だのハゲタカだの、最近この手のドラマ多いせいか、全てにおいて既視感満載だった(笑)
今回はというと、大手電機メーカーの再生に貢献した企業再生のプロである芝野は、恩人の訃報を聞きつけて久しぶりにマジテックを訪ねたところ、後継ぎ無し借金ありでつぶれかけと知り、勤め先を退職して専務となり立て直しを決意するも、買収の標的にされ始めていたというお話。
かなり頻繁に、11年前だの12年前だの昔話が出てくるもんだから、時系列がわからなくなり途中で混乱しかけたわ(笑)
ともかく、芝野は元銀行員で、藤村から銭金意外に大切なものがあるということを教えてもらえて恩人だと思っていて、その後、同僚だった村井のクビを切る仕事をしたりもしたけど、銀行やめて企業再生のプロとして、曙電気を再生させたという状況。
藤村の訃報を聞きつけて、マジテックを訪ねたところ、以前の活気はなくなっていて、特許売って借金返して会社をたたむしかない状況だということを知り、どうにかしようと、望を立ち直らせて社員に引き入れ、自身も曙電気やめてマジテックに入社っていう話に。
グレてた藤村の息子・望が、立ち直っていく話は、感動的だったなぁ。
学生時代に、吹奏楽部で一緒だった友達が発表会直前に指を怪我し、どうにかしてと頼んだら、藤村が指の動きを補助するものをさっと作ってくれて、無事に大会に出れたりしたこともあり、父のようになりたいとずっと目標にしてきたんだって。
同じ大学に行こうとするも3浪し、自由に生きろと言ってもらえたんだけど、それを悪い方にとらえてしまったようで、音楽の道に走ってバイトで食いつなぐ生活に・・・。
自分はダメ人間と卑下してばかりの望に、芝野は欠点がない人間もいないし長所がない人間もいないと話、望の長所を生かした仕事をマジテックでやらないかと声をかけ、営業たんとうとして働き始めることになったとさ。
ずーっと険悪な雰囲気になってた、浅子とも和解できたし、よかったよかった。
浅子はマジテックで経理として働いてたんだけど、芝野の説得があってか、芝野がそばにいてくれるからってことなのか、社長を引き受けたわけ。
これはちょっと意外だったかも?!だって社長だよ、社長!
芝野を逆恨みしている村井が、メインバンクで担当者ってのが痛かったな。
同じ銀行の同僚だったときに、上からの指示で村井に退職を勧めるはめになったんだけど、なぜか恨みの対象が指示した偉い人じゃなく芝野になってるらしい(笑)
今度は自分が芝野をつぶしてやると、マジテックごと消す気らしい。
外資系で日本の技術ある中小企業を買い取りしまくってる女社長に、マジテックを買収しないかと自ら売り込みに行っちゃったからね。
特許がすごいよいものだからなのかなんなのかわからないけど、すっかりマジテックに興味を持ったようで、債券集めてどうにかしようという魂胆みたい。
乗っ取られる前に、なんとか売込みして新規事業に乗り出して、借金を少しでも減らせられればいいんだけどねー。
次回はというと、望はさっそく営業で苦戦、村尾たちは買収に動き出すというお話。
あっという間にシビアな方向に話が進んでいきそうだなぁ・・・。
☆キャスト☆
芝野健夫:玉木宏
藤村浅子:貫地谷しほり
藤村望:戸塚純貴
久万田五郎:福士誠治
正木奈津美:野波麻帆
藤村登喜男:平泉成
村尾浩一:眞島秀和
ナオミ・トミナガ:真矢ミキ
桶本修:國村隼