前シリーズを見ていたから、また見ようかなーという気持ちで見てみたんだけど・・・

あまりにテーマが重すぎて今回は見るの耐えられないかも。

 

今回はというと、さくらはお世話になった弁護士・桃子に頼まれ、子どもシェルター「ハチドリの家」の調理スタッフの仕事を一時的に手伝ったところ、大人はみんな敵だと思っている子供たちに出会い、一時的ではなく正式に調理スタッフになることを決めたというお話。

 

前まではさ、行き場がない子供たちが一時的に非難する場所がさくらの古本屋で、普段は家や学校にいる子供たちが一時避難してきているにすぎなかったけど、今回は子どもシェルターということで、本当にヤバイ状況に置かれた子たちばかりなわけ。

 

親の虐待や育児放棄やらで、命からがら逃げてきているわけで、「親子丼」で親子の大切さを訴える以前の状況なんだよね。

当然、親子丼にたいしてもいいイメージなく、親なんて最低と言い捨てられちゃう感じ。

 

子どもシェルターが、普通の一軒家、しかも「鈴木」表札の家とは驚いたわ。

とにかく居場所が知られたらまずい子たちばかりだから、目立たないようにってことみたい。

 

子供たちが親の元に帰りたくないという意思をもっている限りは、どんなに親が連絡してきても弁護士が前面にたって立ちはだかってくれるけど、もし子供たちが帰りたいといったら、どんな状況でも送り出すしかないんだって。

 

今回、茜が母親のところに戻る決意をしたんだけど、出て行った翌朝にはボコボコの傷だらけにされた状態でハチドリの家に舞い戻るという、悲しい結末だった。

親に捨てられたのではなく、親を捨てた子供たちという表現、なんだか怖かった。

 

しかも新しい入所者が、記憶喪失の妊娠8ヶ月の女の子なわけ。

名前も出生も不明、言葉を発することもできなくて、他の子たちから「古井戸貞子」と勝手に名前を付けられるし、なんだか大変な問題を抱えてそう・・・。

 

というわけで、前シリーズ以上に重々しい話で、見ていてとってもツライ!

みんなさくらに食って掛かってばかりだし、あざみみたいに応援したい気持ちになれる子も見当たらず、かわいげのかけらもないし。

 

次回はというと、玲奈が何者かに狙われるというお話。

 

 

 

 

 

☆キャスト☆
九十九さくら:真矢ミキ
川端哲也:柄本時生
古井戸貞子:井頭愛海
新城由夏:岡本夏美
井口茜:柴田杏花
藤島玲奈:尾碕真花
小宮山詩:祷キララ
白鳥マリア:日比美思
中里拓士:浦上晟周
大豆生田香:塩野瑛久
鍋島真之介:相島一之
三谷桃子:名取裕子