醍醐に勝ったと大喜びしたのもつかの間、裏で手を引いていたのが羽生だということが発覚!
ここまで起こったことはすべて羽生のシナリオどうりだったわけね。

実は、殺された徳永光一郎(宇納佑)の娘・ さつき(内田愛)は、安藤貴和の娘だった!

貴和は暴力団組長との間に子供ができ、組長に子供をとられないようにするために里親に引き取ってもらって生き別れてたのが、偶然知り合った光一郎が里親と知り、でも娘のさつきは父をとられたってことで貴和のことが大嫌いで、光一郎が自分より貴和を選ぼうとしたことに腹をたてて、自分も死なない程度に毒を飲んだうえで、父を殺したんだって。

安藤貴和の前回の裁判中に、羽生は偽名を使って面会してこのことを伝え、死刑反対の理想を実現するために利用したんだって。
無罪になれば娘に疑いがかかるから、罪認めて死刑になってもらい、そうすると古美門たちが頑張って差し戻しにしてくれるはずだから、その後は羽生が無期懲役にしようという魂胆。

実際にその差し戻し裁判が始まると、羽生の「win-win」に感化された三木を弁護士とともに無期懲役を主張して、真実を闇に葬ろうとするわけ。

古美門は悪徳弁護士の汚名返上するため、黛は真実をうやむやにしないため、決死の調査開始!!
貴和とさつきが親子であるというDNA鑑定結果をゲットし、茶番の民事裁判を起こして、貴和をむりやり法廷に呼び出し、その場で真実を明らかにしちゃうわけ。

結局、貴和の裁判は古美門vs羽生になることに・・・!

古美門と黛は、実は事故だった説を主張。
さつきは貴和の娘ではない、貴和は2人を殺そうと家に忍び込んだが実行できず、しかし家に毒物を置いてきてしまった、2人は間違って薬物を調味料と勘違いして入れてしまった、というシナリオ。

怒りだす羽生にたいして、古美門はガツンと一喝。
「羽生のwin-winは、自分だけwinであり、ただの押しつけだ!」と、自分は醜い人間じゃないと言い張る羽生に「自分の中にも醜さがあることを認めて、醜さを愛せ」と。
綺麗事ばっか言う羽生にウンザリしてたから、古美門がびしっと言ってくれて本当によかったわー。

というわけで、貴和は殺人罪としては無罪。
さつきには貴和と親子じゃなかったっていう、偽装のDNA鑑定を渡してめでたし。
が、どうやらそもそも親子一致のDNA鑑定も偽装だったみたいで、本当の親子なのか不明なまま終了・・・(笑)

羽生は旅に出て、どうやら羽生が好きだったのは黛じゃなく古美門だったというとんでもないオチつき(笑)
ここらへんのオイオイ感が、このドラマっぽいからまぁいっかー。

古美門は無敗の弁護士として、再び大人気に!
羽生の考えに入信状態だった三木も、沢地のはからいとかがあって、元の三木に戻る。
ってこれは続編作る気だな?!







☆キャスト☆
古美門 研介(堺雅人)
黛 真知子(新垣結衣)
羽生 晴樹(岡田将生)
安藤 貴和(小雪)
加賀 蘭丸(田口淳之介)
本田ジェーン(黒木華)
磯貝 邦光(古舘 寛治)
三木 長一郎(生瀬勝久)
沢地 君江(小池栄子)
服部(里見浩太朗)