なんて腑に落ちない結末だろう!!!
しかし、この結末は原作通りみたいで、視聴率とか続編とかそういう妙な圧力で話が捻じ曲げられたわけではないから、受け入れるしかないか・・・。



近藤はあっさり大和田の提案を受け入れていただけだった(笑)
半沢はそんな近藤を許しちゃって、そのせいで証拠がないまま大和田を追及しなくていはいけなくなり、窮地に追い込まれながらもなんとか足がかりを見つけれたきっかけは・・・花の仕入れた秘密情報だった!

まさかの・・・岸川の娘が黒崎と結婚予定!
ってか黒崎はオネェじゃなかったんかい(笑)
黒崎がやたら内部事情に詳しかったのは、岸川が情報漏らしてたからで、疎開資料の保管場所も岸川が大和田にたいする裏切り行為の結果だったわけ。
岸川に、少しでも良心が残ってるなら、取締役会で真実を語るように圧力をかける半沢。

で、問題の取締役会。
半沢は大和田の妻の経営失敗→消費者金融のせいで借金だらけだということを明らかにして追及、さらに岸川に全ての真実を話させ、決定的な証拠がないながらも大和田を黒とすることに成功。
まさに倍返しですな!

しかーし、半沢は土下座の約束は?とみんなの前で大和田に詰め寄るわけ、頭取が止めに入るのも言う事をきかずにさ。
結局大和田はガクガクブルブルしながら土下座するんだけど、このくだりが長すぎて間延びしてて意味不明だし不要だったわー。

別途2人でやればよかったんじゃない?わざわざみんなのまえでつるしあげにしなくても。
やっぱ半沢の大和田への個人的な恨みがあまりに強すぎて、前回の浅野支店長の時みたいに楽しんで見れなかったわ。

いざ頭取が下した処分が、岸川は出向、しかし大和田は降格のみ!
旧産業中央のトップである大和田をあえて手元に残すことで、銀行全体を掌握しようという頭取の魂胆。
しかも半沢は「東京セントラル証券」に出向!
最後の大和田の追い詰め方で危険人物とみなされたのか、最初から大和田をつぶすための捨て駒のつもりだったのか・・・わからず。

前回あたりから、頭取が考えてることがわからないなーなんて思ってたけど、かなり腹黒男だな。
半沢の「黒だと思ってるのに、このテーブル(取締役会)で白にすりかえてきたんだ!」っていうセリフがあって、かなり決め台詞風だったけど、まさかその白黒すり替えに半沢自身が巻き込まれちゃうとはね・・・。



原作だと、東京セントラル証券で活躍し、その後また銀行に戻るっていう展開になってるのかな?!
ともかく続編か映画化は確実でしょーな。

今回みたいに半沢の個人的な復讐がからんでなければ、内容としては面白いはずだから、次からもいちおー見るぞー!
映画館に行くの面倒だから、続編で「半沢直樹2」としていただけるとありがたい(笑)








☆キャスト☆
半沢直樹(はんざわなおき)…堺 雅人
半沢 花(はんざわはな)…上戸 彩
渡真利忍(とまりしのぶ)…及川光博
黒崎駿一(くろさきしゅんいち)…片岡愛之助
近藤直弼(こんどうなおすけ)…滝藤賢一

内藤 寛(ないとうひろし)…吉田鋼太郎
岸川慎吾(きしかわしんご)…森田順平
高木専務(たかぎせんむ) …三浦浩一
小野寺順治(おのでらじゅんじ)…牧田哲也
坂本新之助(さかもとしんのすけ)…岡山天音
貝瀬郁夫(かいせいくお)…川原和久
古里則夫(こざとのりお)…手塚とおる
時枝孝弘(ときえだたかひろ)…髙橋洋
福山啓次郎(ふくやまけいじろう)…山田純大
田宮基紀(たみやもとき)…前川泰之
野田英幸(のだひでゆき)…利重剛
湯浅 威(ゆあさたけし)…駿河太郎
戸越茂則(とごししげのり)…小林隆
油山(あぶらやま)…木下隆行[TKO]
島田亮太(しまだりょうた) …竹財輝之助
木下 愛(きのしたあい)…近野成美
来生卓治(きすぎたくじ)…ダンカン
半沢美千子(はんざわみちこ)…りりィ
近藤由紀子(こんどうゆきこ)…山崎直子
岸川夫人(きしかわふじん)…松居直美
羽根夏子(はねなつこ)…倍賞美津子
半沢慎之助(はんざわしんのすけ)…笑福亭鶴瓶
中野渡 謙(なかのわたりけん)…北大路欣也〈特別出演〉
大和田 暁(おおわだあきら)…香川照之