相変わらず陰鬱とした雰囲気なドラマだことで・・・。
今回は、いつも5人でつるんでる女子グループの1人・山下愛(水野絵梨奈)のいじめ問題。
ってこのドラマはいじめ問題しか扱わないつもりなのか?!

どうやら愛は元々は地味なタイプだったらしいけど、高校ではクラスで一番目立つ派手なグループに入り、同じグループの4人にパシリに使われ、カラオケ代を全て払わされ、ついには置引や万引きをさせられてしまうわけ。

亜矢子はクラスの目安箱に入れられた「たすけて」のメモが、筆跡からして愛だと気付いてあれこれ手を尽くすんだけど、愛は自分はいじられキャラを好きでやってるだけで、いじめられてないの一点張り。

さらに最悪な事に、愛の父親は大手塾経営者であり、自分の教育者としてのメンツばかりで愛のことを全く理解していなくて、万引き事件では理由も聞かずにビンタ、愛の言葉に全く聞く耳もたず。

この状況を打開するため、亜矢子はあえてクラスのみんなや愛の父親の目の前で、「たすけて」のメモの指紋が愛のものだった(実際はうまく指紋取れずに偽造)と証拠を出し、万引き現場の映像を見せてわざと店員に見つかるようにやってることを指摘し、愛にいじめられてる事を認めさせるわけ。

いじめてたのは誰なんだと怒り狂う父親に、亜矢子はいじめてるのはあんただと父親を指さす!
文部科学省が取りきめてるいじめのていぎが「あいまい」なせいで、無理矢理あてはめようと思えば父親の言動がまさに当てはまるらしい(笑)
まぁこの一件で父親も少しは愛と向き合うようになったことでしょう。

結局、いじめてた4人の存在は結局明らかにしないままだけど、あの場で4人をつるしあげたところでプラスになることは1つもない気はするし、よかったのかも。
それより愛に「いじめられてる」ことをちゃんと認めさせ、父親に知ってもらう事が大事だったってことね。

万引き沙汰による自宅謹慎があけて登校してきた愛が、別人のように急変!
なんとギャルメイクを卒業して素朴女子に(笑)
しかも亜矢子の2人目のお友達になったとさ!



今回のいじめ問題は解決したものの、実は1つ謎が残っちゃったんだよね。
愛が階段から転落した事故があったんだけど、いじめを苦に自ら飛び落ちたんじゃなくて、誰かに背中を押されたって言うんだよね。
誰だ?!性別は男性みたいだったけど、クラスの子かね?!










☆キャスト☆
馬場 亜矢子 - 米倉涼子
小泉 純一 - 溝端淳平
長峰 あかり - 片瀬那奈
蜷川 真樹夫 - 升毅
北島 龍一郎 - 相葉裕樹
猿渡 崇 - 東根作寿英
樋口 浩一 - 生島翔
伊瀬谷 亘 - 隈部洋平
黛 有紀 - 横山めぐみ
野田 芳男 - 榎木孝明