これさ、勲と末松の対峙するの、今回からにしておいたほうがよくなかったか?!
すでに真犯人が末松だとわかってしまってるから、最終回がぜんぜん盛り上がらなかったわ。



末松は文蔵に「物乞いが!」呼ばわりされた時から殺意をいだき、使用人として屋敷にもぐりこむも自分のことなど文蔵は覚えておらずに殺意をさらに強め、満は脳なしだし涼は現実見れてないしで失望するも、周囲に流されない強さや文蔵を利用する賢さがあった勲のことを兄と慕うようになったんだって。

勲の例の小説を見て、勲が自分と同じ思いを持ってると知ってより尊敬するようになり、自分がやるべきことは文蔵を殺す事だと強く思うようになり、殺人を実行に移したわけ。
「勲兄さん」とキモい感じで近づいてくる末松・・・ぞぞーっ。

それに対して勲は、確かに殺したいほど憎かったしあんな親恥ずかしいと思ってて、その気持ちに飲みこまれないように小説に吐きだしていたけど、実際に行動にうつす事は絶対にないと否定。
末松と自分は全然違うから一緒にするなーってさ。

血がつながってるからと兄さん呼ばわりしてすり寄ってくる末松に、勲は血のつながりとか関係なくて、大事なのは満や涼と一緒に過ごした時間だと話すわけ。
この一言はちょっと末松かわいそうだったなぁ、好きでみんなと別に育ってきたわけじゃないのに。

勲は自分の言動が末松にそうさせたなら申し訳ないと謝ると、末松は「認めて欲しかった、褒めて欲しかった」と泣きながら勲の首を締めだす・・・・・・!
も、勲を殺すことなく逃亡。

涼とともに駆けつけた刑事・入江たちが捜索するも、残念ながら末松は自殺した後だった。

これで満の容疑も晴れるか~と思いきや、すでに起訴されてしまったあとで裁判になっちゃう!
裁判がどう展開したかというと、ドラマでほぼ裁判の内容が描かれず、入江が証拠を見つけてくれたおかげで満は無罪になりましたーとあっさり判決が出て終了(笑)

間にあわなくて裁判になっちゃう展開必要だったか?!
末松の自白と自殺をもって満が解放されるってことでよかったのでは?!



勲たち3兄弟は、詩織と文蔵の墓参りを終えた後、それぞれの道に進んで行きましたーっていう終わり方。
終始暗いドラマだったけど、まぁメデタシな感じなのかな?

CMドラマの「バカリーズムの兄弟」も終わった(笑)









☆キャスト☆
黒澤勲:市原隼人
黒澤満:斎藤工
黒澤涼:林遣都
遠藤加奈子:高梨臨
末松進:松下洸平
小栗晃一:渡辺憲吉
杉山卓郎:水野智則
杉山一郎:樋口海斗
黒澤詩織:安藤サクラ
園田志朗:小野寺昭
吉岡久留美:芳賀優里亜
刑事:滝藤賢一
黒澤文蔵:吉田鋼太郎