今日はちょっと真面目なこと書こうと思います。二日酔いの戯言なので気にしないで頂いても結構です。
この記事にかかわらず思う事なんですが、
留学する人が減ってる→日本の若者は世界に出るべきだ→留学しろ
っていう言説はよく目にするように思います。
ただこれはどの程度正しいんでしょうか・・・

例えば、文部科学省のデータ等が出ていてそれを根拠に使っていたとして、必ずしも正しい答えを導くわけじゃないと思います。データを恣意的に切り取るのは容易です。この「留学すべきだ」言説の場合は、経済的側面、その世代の人口、世界的な傾向を出さないのって卑怯なんじゃないかと思わされます。また、「若者がー」という以前にその他の要因(就職活動や学期制の違い)も考えられると思います。ちゃんと調べてないから相関関係はわからないのですが。

それから、留学生数を”世界標準”にする意味って何なのでしょう?海外を体験しろって言うなら留学である必要性を感じません。現在では短期留学や長期休暇を利用した語学研修、ワーキングホリデーなど多様化しているように思います。こういった形態でなく留学を推す理由が分かりません。学ぶということに重点を置くのが留学のはずですし、その分野が日本で十分研究分野が発展してるっていう見方もしようと思えば可能ではないでしょうか。

もちろん、自分を奮起させるのに読む分にはいいかもしれません。だけど、留学を手放しで持ち上げたり、留学したからすごいとか優れてるというような思い上がりには陥らないようにしたいなあと思います。
留学もできないくせにぐちぐち言うのは嫌だったのですが、留学して一応1学期が終了したから、書いてみました。拙い文章ですみません。