次男カリンの死 | milkyのブログ

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昨年クリスマスに慢性腎不全で
余命半年の宣告を受けたカリン。




4/1 11:40に私の腕の中で
息をひきとりました。


その日は娘の保育園の進級式があって
お休みを取っていて、
終わってから受診しようと思っていました。
進級式から帰宅すると、
夫がカリンのそばについていて
『もう長くないと思う』と。
今日は夫は公休で、たまたまみんな
揃っている日でした。


その日の受診はカリンは連れて
行かないつもりでしたが、
やはり最期は信頼する先生に
診てもらいたくバスタオルに包んで
みんなで病院に向かいました。
到着したものの待ち時間があって、
車の中で思い出話しなんかをしながら
待っていました。

呼びかけに反応はしませんが、
手を握ると力を入れて握り返して
くれたりしました。
呼吸は微弱なので息をしてあるか
ちょこちょこ確認し、
11:40息をしているか確認したら、
もう息をしていなかったのです。

死の直前の下顎呼吸や大きく息をはく
といったこともなく、
スーッと亡くなったようです。

それから、亡くなったので受診はしないことを
夫が伝えに行ったら、
先生がわざわざ出てきてくれて、
色々お話ししました。

先生は
『あまりに数値がわるいので、
2月頭頃にはもう厳しいかなと思っていたけど、
ここまでカリンはよく頑張ったね。』
と言ってくださりました。

最期の10日間ほどは、
歯茎からの出血が続き、
白い毛並みのあちこちについていたり、
鼻水なのか体液なのが鼻から垂れて
鼻の周りはカピカピになっていました。
拭いてあげたくても嫌がるので
最小限にとどめていましたが、
帰りの車の中で、
血や体液でカピカピになったところを拭き取り、
きれいにしてあげることも出来ました。




長男ルークと三男トムにも会わせた後、
火葬場に行きました。
お花で周りを囲ってあげて、お別れしました。

骨はしっかり残っていて、
火葬場のおじさんの
ここはどこの骨なのか説明を受けながら、
骨壷に骨を納めました。
持ち歩けるカプセルにも少し骨を入れました。





娘は4歳になったばかりで
『死』についてよくわかっていなくて、
ずっと泣いている私を見て
「どうしてお母さんは泣いているの?」
「私も(カリン用に買った)お花が欲しいの!」
「カリちゃんは何でいなくなったの?」
等、しきりに言っていました。

「しんどくて暗いところから暖かくて
明るいところにカリちゃんは行ったんだよ。」
「神様がカリちゃんの事が大好きだから、
おいでって言ったんだよ。」
「腎臓って言う空豆さんの具合が
悪くなったから、カリちゃんも具合が悪くて
死んじゃったんだよ。」
と、色々説明しましたが、
『もうカリちゃんに会えない』
ということはなんとなく理解したようです。


その日しかみんなが揃う、
予定のない日はなくで、
タイミングを待ってくれていたかのようです。
マイペースな子でしたが、
カリンなりに頑張ってくれたんだと思います。


もう少し早く異常に気づいてあげていたら
結果は違ったかも。
(元野良ちゃんかのでカリカリは好まず、
ハンスト?と思って鰹節くらいか
プラスであげていませんでした。)

体重減少してるのに気づいた
12月上旬に本人も受信させてたらよかったかも。
(その時はルークの定期受診で
ついでに相談しただけでした)

勝手に無理して食べさせない、
治療しないと決めたけど、
これでよかったのかな?
苦しくなかったかな?

と色々考えると涙が止まりませんでした。
(目は腫れて酷いことになっていました)


これでよかったと、
確信できる日は来ないかもしれませんが、
みんなのいる日まで頑張ったカリンの
優しい気持ちを無駄にしないようにしなくては、
と自分に言い聞かせているところです。

亡くなって10日経ちますが、
思い返すと後悔ばかり。
でも、私の願いでもある
みんなもいて私の腕の中で、
という願いを叶えてくれたカリン。
本当に優しい子です。