認知症そして同居そして引っ越し -6ページ目

前回の記事の「声」からしばらく書いてませんでしたが、週2~3回は相変わらず洗濯物を交換に行ってます。

 

たまたまこの間行ったとき、看護師さんが母の歯磨きをしていました。

母は入れ歯もなく、一本の抜けもありません。

全部自分の歯です。これはすばらしいと思う。

 

歯ブラシにノンアルコールの液体歯磨きをつけて磨いたあと、うがいができないので、痰の吸引機で吸い取ります。

 

あぁ・・・またこの世の終わりみたいな声が出るのかと思ったら、痰が絡んでないときはそれほど苦しくないのか、わりと楽そうでε-(´∀`*)ホッとしました。

 

それから数日後、妹が久しぶりに母に会いに来ました。

「ばーちゃん顔が変わった。他人になってる」と言っていた。

しょっちゅう見ていた私は気が付かなかったけど、一年以上も栄養点滴で過ごしているので、骨と皮になって人相も変わってきているようです。

 

そう思ってよくよく見ると、たしかに昔の面影はない・・・

もっと顔ふっくらしてたよね・・・あぁ・・・

お久しぶりです。

母は相変わらず、栄養点滴で過ごしてます。
もう一年以上です。

昨日は妹が一緒に行きました。
私はしょっちゅう見てるので気が付かなかったんだけど、「目がちっちゃくなってる」と言ってた。
言われてみるとほんとだ。
目は大きい二重やったけど、一回り小さくなってる。
目を開ける筋肉も弱ってるからかなぁ?

そのうち痰が絡んでるようで苦しそうになってきた。
隣の人のオムツ交換をしていた看護師さんに言ったら慣れた手つきで痰の吸引してくれたんだけど、この光景を私も妹も初めて見ました。

苦しくて苦痛なのは想像できるけど、この世の終わりみたいな「ウォーーーー」っていう恐ろしい声が出ました。
母のこんな声初めて聞いたし、そもそも母の声を2年ぐらい聞いてないので、久しぶりに聞く声が獣のような声だったのがショックで、帰り道、しばらく言葉を失った私たちでした。

あの声が頭の中に残ってか、今朝方は怖い夢を見ました💦

去年の1月、母が入院して食べることができなくなって延命しますかって聞かれて点滴になって。

 

その後、その病院に不信感を持ち転院したのが2月。

 

そして年末。

中心静脈からの栄養点滴だけで生かされています。

週に2回~3回、洗濯物を取り換えに通ってます。

じーっと顔は見るけど、表情は変わらない。

たまに笑顔が見られることもあるけど。

 

おとといは甥っ子、姪っ子がうちに来たので病院へ行った。

甥っ子は最近、「ばーちゃんがよく夢に出てくる」と。

母は甥っ子が大好きだ。

子供も女、孫もほとんど女、たった一人の男の甥っ子。

特別にかわいいんだろうね。

 

甥っ子が行くと、甥っ子ばっかり目で追う。

姪っ子が声をかけると、姪っ子を見るけど、すぐ甥っ子に戻って凝視。

何か言いたいんだろうな。

しばらく母と甥っ子は見つめあっていました。

 

もうすぐ食べることを忘れて一年になるんだね。

「もう兄妹のところへ行かせてくれ」っと言いたいだろう。

わかってるけど、私らにはどうしようもないんだよ・・・