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今日返却してきた本ですがひとつは、以前大阪で竹下和男先生の講演会があったとき、
竹下先生の後に、この本の著書である吉田俊道さんの講演会があったんです。
時間の関係で聞けなかったので気になっていました。

農業関係の本って今まで読んだことがなかったけど、知らないがいっぱい。
竹下先生の講演会とセットの意味が分かる気がしました。

プロフィールは割愛しますが主な趣旨は

・虫はまずい野菜につく
・菌=土=野菜=人=菌の「いのち」のリレーがある
・菌とつながることで菌にやられない元気な体になる
などなど。菌の共存というのがテーマになっていました。
中でも「なぜ、野菜に虫がつくのか?」」とう話はとても興味深かかったです。

家庭でできることもありますが、学校でこういう取り組みができたらいいのになぁ。
「食育」に入る前の「導入」部分がカラッポだと本来の「食育」も内容の薄いものになって
しまうのではないかと思いました。
今度講演会があったらぜひ聴きに行きたいです。




もう一冊は東京スイミングスクールの名コーチ、平井伯昌さんの本。
アスリートの書いた本、その両親が書いた本はいろいろと読みましたが
これは指導者という目線で書かれており、それとは違ったものの見方が興味深いです。

指導には2つあって
ひとつはティーチング、もうひとつはコーチングというものです。
ティーチングは先人の知恵や考え方を知り、素直に吸収すること。
いわば「考え方の基礎」です。

コーチングとはお互いの「考え方の基礎」を使ってお互いに大人としてやりとりしていくこと。
つまり、「相手との対話」でこの二つが柱になると説いています。


単なるハウツー的な話ではなく、指導者ならではの冷静なものの見方が見てとれます。

親として何ができるのかを探していろいろ読むのですが
結論的には親にできることは少ないということ(笑)

ただ、知る、ということは数少ない親ができることのヒントをくれます。
実になろうがならまいが、ゆっくり見守ってあげないといけないなと思いました。