今日大学の授業で扱われたアメリカ政治の話が興味深かったので発信してみます…。
まず予備知識として必要なのが、次のお話。
Aという人はあることが間違っていると考えていて、それでXという人が苦しんでいれば、そのことについてBという人と話をして、AとBは一緒になって悪を正し、Xを助けるために法律を提案します。
しかしながらXのために作られたこの法律は、AとBはもちろんのこと、話し合いにまったく関係していないCにも適応されてしまいます。
さて、ここで発生するのが「忘れ去られた人々(=The Forgotten Man)」です。
この話で「忘れ去られ」ているのは誰でしょうか?
Xさん? それともCさん?
アメリカの民主党と共和党のあいだで意見が割れているのはここです。
Xさんは「職を持つことができず日々の生活もままならないため、税金による保護を受けようとしている人」
Cさんは「毎日まっとうに働き家族を養うという義務を果たしているにも関わらず、義務を果たしていない人のために税金を取られようとしている人」
いったい国が守るべきなのはどちらなのでしょうか?
Xさんを守るべきだ!と主張するのが民主党です。
政府がCさんからしっかり税金を取り、経済的弱者であるXさんを守る。そのために政府は大きな力をもたなければならない。
これが「大きな政府」のロジックです。
一方、Cさんを守るべきだ!と主張するのが共和党です。
労働という国民としての責任を果たしていないXさんのために、一生懸命働いているCさんからお金を巻き上げるのは泥棒のようなもの。政府は最低限 国を保つために必要なことだけしていればいい、政府の力は小さくていい。
これが「小さな政府」のロジックです。
どちらの意見にも一理ありますね。
民主党と共和党、あなたがどちらか片方を選ぶとしたら、どちらにしますか?
ちょっと真剣に考えてみると面白いかもしれませんねー。
P.S. この話けっこう面白い!と思ったあなた、神大国際文化学部へどうぞ♪

