ホリデーオンリー
とりあえずボッチ回避法?
今回のおうち映画は、Netflixオリジナルのラブコメディ『ホリデーオンリー : とりあえずボッチ回避法?』です。
登場人物とキャスト
スローン(エマ・ロバーツ)
半年前に彼氏と別れ、ホリデーにうんざりしている女性。
ジャクソンと偶然出会ったことで、ホリデー
のみのデート“ホリデート”の相手をつとめることになります。
演じているのは、エマ・ロバーツさん。
他には、『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズにも出演されています。
叔母さんは『ワンダー 君は太陽』などで知られるジュリア・ロバーツさんです。
ジャクソン(ルーク・ブレイシー)
プロゴルファーの男性。
ホリデーに過ごす女の子からは、毎回最低男扱いをされてうんざりしています。
スローンと出会ったことで、彼女と気楽な“ホリデート”をする仲に。
演じているのは、ルーク・ブレイシーさん。
他には、『X-ミッション』、『ハクソー・リッジ』などに出演されています。
スーザン(クリスティン・チェノウェス)
スローンの叔母。
“ホリデート”を満喫しているイケてる49歳。
演じているのは、クリスティン・チェノウェスさん。
あらすじ
家族とのクリスマスパーティーに参加したスローンは、かなり憂鬱な様子。
というのも、半年前に恋人と別れてから、ホリデーパーティーにひとりで参加している彼女を家族が心配するのです。
毎度のように「彼氏を作れ」という家族に、スローンはうんざり。
しかも、弟は家族みんなの前で恋人にプロポーズ。弟に先を越されてしまったことにショックを受けます。
そんなスローンの叔母スーザンは、ホリデーの度に新しい男を連れてきています。
「ホリデーにのみデートをする気楽な相手よ」と話すスーザンをスローンは羨ましく思うのでした。
一方、ジャクソンはデート相手の女性の家に招かれていました。
彼女と付き合っているつもりのなかったジャクソンでしたが、彼女の両親はおそろいのセーターで彼をもてなします。
気まずいながらも何とかその場にとどまったジャクソンは、結局彼女に流されて身体の関係に。
それなのに、彼女へのクリスマスプレゼントを用意していなかったことで責められた彼は、彼女に貰ったプレゼントを持って帰ってしまいます。
翌日、スローンはクリスマスに家族からもらったプレゼントを返品するため、ショッピングモールに来ていました。
ちょうどそこで、同じくデート相手からもらったプレゼントを返品しにきていたジャクソンと出会います。
ふたりがお互いに最悪なクリスマスだったことを話していると、ちょうど叔母の“ホリデート”の相手が現れます。
スローンに“ホリデート”のことを聞いたジャクソンは、自分たちも“ホリデート”をしないかと誘い、名刺を渡します。
けれど、ジャクソンに「タイプじゃない」と言われたことに気分を害したスローンは、「連絡は絶対にしない」と断ります。
しかし、大晦日がせまり母親からデート相手を紹介されてしまったスローンは、しぶしぶジャクソンに連絡し、ふたりは“ホリデート”することに。
ハプニングがありながらも、デートを楽しんだふたり。
バレンタインデーには会わないだろうと思っていたスローンでしたが、たまたま半年前に別れた元カレと遭遇し、ジャクソンに救われたことで再び“ホリデート”します。
真剣な恋愛をする気がなかったスローンとジャクソンでしたが、“ホリデート”を重ねていく度に互いの気持ちが分からなくなっていって…。
スカイの個人的感想
お祭りの季節の夏、クリスマスやバレンタインデーの近付く冬、漠然と恋人が欲しいなぁと思った経験がある方、意外と多いと思います。
この作品は、まさにそれ!
下ネタ満載でちょっぴり下品な印象ですが、キュンとなったり切なくなったりのロマンス要素も多く、王道ラブコメが好きな方にはかなりおすすめな作品です!
ストーリーはよくも悪くも王道なので、最終的にどうなるのかが読めてしまいます。
ただ、その過程にすごくキュンキュンしました!
私はルーク・ブレイシーさんがかなり好きなので、観ているだけでハッピー♡
ルーク・ブレイシーさんが“ルーク”という名前を「嫌な男っぽい」と言ったり、ライアン・ゴズリングの名前が出てきたり、めちゃくちゃ笑いました。
すごく面白いんですけど、好き嫌いは別れるかなーと思いました。
独り身=寂しい
結婚すること=幸せ
そういう意見を持っている人、めちゃくちゃ多いですよね。
私は家族からはありませんが、友人からそう押し付けられた経験があるので、スローンの家族にはかなりイライラしました!
本人にとってはそれが一番の幸せなのかもしれませんが、幸せの形は人それぞれ。
他人に押し付けるのは違うと思います。
ただ、スローンの場合「ひとりの方が幸せだ」と言ってはいますが、実は強がっているだけで本心では寂しいと思っています。
それを分かっているからこそ、家族は「相手を作って幸せになれ」としつこく言っていたのかもしれません…。
失って傷ついてしまうことがこわいから、素直に好きだと認められない人。
嫌われたくないから、嘘の自分で塗り固めてしまうという人。
それは今傷つかないだけで、結局は傷ついてしまうかもしれないし、本当にそれが幸せなんでしょうか。
それならいっそ、ものすごい勇気と覚悟はいるけど、素直になって傷ついた方がいいのかもしれません。
この作品のメッセージは、“必ずしもそうではないかもしれないけど、素直になれないだけで幸せはすぐそこにあるかもよ”ってことなのかな、と思いました。
兄弟の結婚、両親から受ける将来への心配、友人知人のおせっかい、現在そのような状況に置かれている方もそうじゃない方も共感でき、楽しめる作品だと思います!
もうちょっとでバレンタイン!
コロナウイルスが流行っているので、好きな人に手作りチョコを渡せないという方も、コロナで出会いがないという方も、好きな人に会えないという方も、ラブコメでトキメキを補充しませんか?