『ジェラルドのゲーム』




今回のおうち映画は、Netflixオリジナルのホラー映画『ジェラルドのゲーム』です。
原作はスティーヴン・キングの同名小説。







登場人物とキャスト


ジェシー(カーラ・グギノ)

ジェラルドの妻。手錠に繋がれたまま、人里離れた湖畔の別荘にひとり取り残されてしまいます。

演じておられるのは、カーラ・グギノさん。


アメリカの女優さんで、他には『ナイトミュージアム』などに出演されています。


ジェラルド(ブルース・グリーンウッド)

ジェシーの夫。心臓発作によって、突然死んでしまいます。

演じておられるのは、ブルース・グリーンウッドさん。


カナダの俳優さんで、『アイ, ロボット』、『スター・トレック』などに出演されています。



あらすじ

ジェラルドとジェシー夫妻は、夫婦関係のマンネリ解消のため、人里離れた湖畔の別荘にやってきます。

ジェシーが別荘の前にいた野良犬にお肉をあげている間、ジェラルドはこの夜を特別なものにしようと準備していました。

ジェシーが新しく買ったセクシーな下着に着替えてベッドで待っていると、ジェラルドがやってきて彼女に手錠をはめます。
渋々手錠プレイを受け入れるジェシーでしたが、途中で耐えられなくなり抵抗し、ふたりはそのまま口論になってしまいました。

すると突然、ジェラルドが心臓発作を起こして死んでしまいます。
ジェシーは手錠でベッドに繋がれたまま。

どうにか手錠を外そうとしますが外れず、叫び声をあげるジェシーでしたが、ここは人里離れた湖畔の別荘。
その声は誰にも届くことはありませんでした。

やがて、野良犬がやってきてジェラルドの遺体を食べはじめます。
それを止めようとしますが、手錠に繋がれたままでは何もできませんでした。

ジェシーは脱水症状で意識が朦朧とし、ついにはジェラルドや自身の幻覚が見えはじめます。

幻覚の助言もありなんとか水を手に入れたジェシーは、少し眠ってしまいます。
彼女が目を覚ますと、そこに不気味な男が立っていました。
ジェシーは、この男も幻覚だと確信します。

その後、幻覚のジェラルドが囁いた一言により、彼女は過去の父との間に起きた出来事を思い出し…。



スカイの個人的感想


スティーヴン・キング原作の作品が好きなので、ストーリー的にどうなのかな〜?と思いながら鑑賞してみたのですが、なかなか面白かったです。

手錠に繋がれたままの女性が主人公のストーリーなので、場面はほとんどがベッドの上。
それでも恐くてハラハラして、あっという間に観終わっていました!
ラストはなかなかの衝撃で、予想できなかったです。

手錠プレイ中にパートナーが死んでしまって…というのは、現実にも有り得そうですね。
この冒頭の雰囲気から、実際にはめられた手錠、心にはめられた見えない手錠、その両方を外せるのか…というストーリーに繋がっていったのは、さすがスティーヴン・キングだなぁと思いました!

グロテスクなシーンがあるので食事中にはすすめしませんが、103分と短めなので、ちょっぴり暇だな〜という時におすすめです。

マイク・フラナガン監督は、同じくスティーヴン・キング原作の『ドクター・スリープ』や、Netflixオリジナルのドラマ『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』、『ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー』も監督しておられます。
これらもNetflixで配信されているので、是非観てみてください!