学校の机は、今みたいに個別ではなく、2人で一つのの机だった

 

先ず、小学一年生で、びっくりしたのは、

今もあるかはしりませんが、

算数の教材で、数を数えるのを学ぶための「おはじき」や

麻雀の点数棒のような棒wwとか

 

とにかく細々したものが、お道具箱に入っていて

それは個別管理で、自分の物は使えばまた箱にしまうのが基本でしたが

 

なにせ地続きの机でしたので、

隣の領域まで、はみ出すこともありました

 

授業が終わって、それを回収しようとしたら、

隣の子に

「これは私のおはじき」と言って

私の分のおはじきまで自分の箱に入れてしまったのです

 

「それは、私のよ」と言っても頑として

「私のよ」と言い張るお隣

 

人の物も自分の物とする我の強い子でした

どちらかと言えば、のび太気質の私は圧倒されて

自分の物が彼女のお道具箱に回収されるのを見ているしかありませんでした

 

それを家で母親に言うと、

母は私の持っているおはじきにすべて名前を書きました

 

綺麗なおはじきが、黒のペンで書かれるのは、

あまり見栄えが良くなくなったのですが、

それも仕方がないことでした

 

その後、席を身長順に並べていたのと近所に住んでいたので、

そのジャイアン娘さんとは、

ほんとクラス替えがされるまでは腐れ縁の関係(TT)

 

理不尽な要求がたびたびありましたが、

今ほどの陰湿ないじめには発展しませんでした

 

この話をお向かいの奥様に話せば、

ほんとそんなことをする人がいるのねを驚いていました

ほんと、いくらおはじきが綺麗と思っても、

人の物まで欲張る人の神経はいったいどうなっていたんでしょうね

 

中学は、姉も私立にいっているからと、

公立の学校には上がらなかったし、

その家も、いつの間にか引っ越していたので、

その後の消息は分かりません

 

どんな人に成長したのか

今でも、人の物を好きだから持って行ってしまうってのは

さすがに、していないと思いますが

 

そして

その地続きな机のお陰で、起こった事件が

4年生の時

隣は男子

今度は、それこそ領土問題

 

二人で一つの机の境界線は暗黙の了解のもとに築かれていつのですが

彼は、私の領分を越して、机に線引きしてきました

物理的に机に線を書いて、というかほんと後で消せるものでもないものを

 

そして、

「そこから、越して来るな」と宣言

 

少しでもそこからはみ出すと

烈火のごとく怒ってきました

 

今、ほんと考えると、モラハラの極みでしたね

そしてほんとガキの所業

 

こちらも、気の弱さもあってあまり逆らわなかったのですが

 

ある日、とうとう喧嘩が勃発

 

発火点はよく覚えていませんが、

彼の暴発が続いて、等々こちらも爆発と思います

休み時間に、二人で机に座ってつかみ合いの喧嘩になりました

 

思わぬ反撃に、彼は私右腕を噛み、

私は彼の手の甲に爪を立てました

 

噛まれたのは服の上からでしたが、あとあと結構歯形が残っていました

彼の手の甲も、しばらくは痛かったと思います

 

授業が始まったので休戦

 

もう50年以上前のことでwww

その後、どうしたのかよく覚えていませんが

私の反撃があったので、彼は少し態度を弱めたようで

それ以外の印象は記憶に残っていません

 

4年前の同窓会で、顔を合わせましたが、

彼から話しかけられることはありませんでした

 

私のことなど覚えてないのかよくわからないですが

あと数年で、また同窓会が開かれるようなので、

今度こそは真相を確かめたです

 

とにかく、人の物をとったり、理不尽な境界線争いをするのは

子どもの頃では、許されたことかもしれませんが

 

大人になってもやっているのは、

ほんと真の大人になった人がやるものではないですね