保険が変わりまして | みきりのOCライフ

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カリフォルニア、オレンジカウンティ在住、チャイニーズアメリカンの夫との異文化国際結婚し、トライリンガル育児挑戦中。旅行、食べ物、遊び、学び、クリスチャン、いろいろ。

アメリカにいると保険事情がとってもややこしい。

12月から旦那の働いてる会社で保険が変わりました。

アメリカでは雇用主によって扱っている保険が違います。前の会社ではプランを選べましたが、もちろん選ぶ保険によって自己負担率も違います。

HMO 
PPO と大まかにわけて二種類あります。
HMOはかかれる医者にすごーく限りがありますが、基本的にはプランも医療費も安い傾向があります。
ただ医者を選べない(HMOを取り扱っている医者も少ない)のは難点です。
PPOは保険のネットワークに加入しているところでも使えます。加入してなくても負担率は高くなりますが使えるというメリットもあります。
その分、自分の払う保険代はHMOに比べると高い。

保険代に関しては、会社によってマチマチです。
今の会社は社員は1割、会社が9割、保険代を出してくれてます。 この比率は会社によって違うし、家族分は負担しないとかっていう会社も中にはあります。

仕事がない人もオバマケアになってからみんな何かしら入らなくてはいけなくなったよう。
前は仕事がない人は無保険ってことはよくありました。
そして知ってる人数名、そういう時に限って大病を患って入院したり手術したりで医療費をコツコツ返済している人もいます。100万円単位から1000万円単位まで。。
なので、旦那が転職するときも保険が切れないように、転職してもらいました。

うちは前の会社でなぜかHMOになってしまったことがあり、それまで行ってた医者に行けなくなった一年があったのでPPOにしています。
HMOの医者の場合はすぐに専門医には見てもらえないので(HMOの医者に診てもらってから紹介されないといけないらしい)、PPOはその点、自分ですぐ専門医をネットワーク内から調べられるし大体ネットワーク内にいるので、PPOにしています。
HMOのときに、旦那が痔瘻になり、PPOしか扱ってないチャイニーズの肛門科にお世話になったことがあります。ERにも行ったけどちゃんとした治療がされなくて悪化したため、義両親の知ってる医者に行ったのです。
そのときに$500くらい、保険のない患者として取り扱われました。$500は幸い義両親が払ってくれたのですが。。。
歯医者もこの頃はいけなくなり、HMOの扱ってる歯医者があまりなくて。。1年ほど歯医者にもいきませんでした。 不便だったのでPPOが個人的には好きです。

今の会社の保険は前はAnthem という保険会社で保険の内容は良いものではなく、8割保険が払うけど2割は自己負担。 しかしdeductibleという免責金額とでもいうのかな? それが家族で$7000あり、その自己負担金額に達するまでは、8割は保険会社は払ってくれないという内容のもの。
例えば、$200の請求を病院が保険会社にします、保険会社の査定により、$200は高いから$120にしなさいというアジャストがはいり、病院は患者に$120の請求をする。 患者は$120払う。そして$7000の中から差し引きされていく。という感じ。 $7000に到達したら、正式に8割保険が払うっていうものらしい。
アジャストした分は誰かが負担してるわけではなく、病院はもともとぼったくりのふっかけまくりなので、その分は病院がのむという感じになるのです。

アウトオブポケット というのも家族で$10000あり、おそらくこの金額を自己負担した場合は、保険会社が100%負担しますっていうことなんだと理解しておます。
$7000は全額負担(アジャスト後)、で2割自己負担で合計$10000になった時点でもう払わなくて良いよってことなんだと思う。

でも子供の定期検診や注射や、大人も定期検診などの予防する関係の病院代は全額保険が払ってくれますので、まんざら保険会社は何もしてないわけでもないです。
歯医者も年に二回の検診とクリーニングは保険が払ってくれます。

で、今回は日本生命になり、また少し事情も変わりました。

内容はさほど変わらないのですが、少し保険代も安くなり、また前の雇用主のときには、母乳搾乳機はレンタルはできたのですが(オバマケア前なので今は違うかも)、無料でくれるとかはなかったので、今回は問い合わせたところ、オバマケアの関係もあり無料で一台くれるとのこと。
わーい。
すでに持っているけど、新しくもらえるなら嬉しい。レンタルはどうも面倒だったので結局買ったので。

日本生命ではマタニティプログラムというのもあり、出産がスムーズにいくようにサポートしてくれるプログラムも見つけました。
20週までに加入すれば$100のボーナス祝いを出産後にくれるらしい。加入したのが20週すぎたので結局わたしはもらえないのですが。。
でも日本語の立派な、買えば1800円の出産準備本まで送られてきました。

なんだか色々日本の会社は手厚くしてくれていいね。

日本語ラインもあるので嬉しいです。

まだ病院関係の請求書は保険が変わってからきてないのでどうなることやらですが。。

ちなみに会社は、そのdeductibleが高額な保険なので、$6500くらいの医療費に使えるクレジットカードを家族にくれています。毎年、同じ額が追加されていきますので去年使ってない分は繰越されます。
今のところ、そこから医療費や薬代は出せているので、保険の内容はイマイチでも、医療費は自己負担なくやってます。

病院にいくと$100くらいの請求がだいたい毎回きます。 いい内容の保険だとそれがco payといって$10-50くらいの患者の払う一定金額になります。すごーくいい保険だと$10とかで、あんまりーなところは$50とか。 うちはco pay式ではないので毎回料金も違います。

色々ややこしい、、保険。

アメリカに住むにあたって保険と医療は何気に一番ややこしいのかもしれません。

そろそろ生命保険にも入りたいなと思う今日この頃。