ずっといってみたかった菊乃井さん。
予約をしたのは緊急事態宣言前でしたが…、予約は2月。
行くかどうか悩んで、お電話で店内のコロナ対策を確認してから行くことに決めました。
コロナ対応で、カウンターのアクリル板や座席数も減らして営業なさってました。
素敵なアプローチ。
お店に入るまでにワクワクします。
2月のお昼のメニュー。
猪口 赤蕪の海老餡かけ。
運ばれてきたときから、海老の濃厚な香りが。
蕪の甘さと海老のお出汁、山葵の清涼さ。
とっても美味しい!
八寸。
菊乃井では、ご主人の村田さんのこだわりで、八寸にとても力を入れてるそう
板前さんが30人もいらっしゃるからこそできる、と仰ってました。
穴子と海老のお寿司は、酢飯はなんとサフラン入り!
ひとつひとつが手間と工夫が感じられます。
向付 鯛と鮪。
この鯛が香りと甘みがしっかりあるのに、歯応えもあって、とっても美味しかったです。
鯛は特にこだわりがあり、12月をのぞいた毎月必ずでるそうです。
鯛の管理方法をお聞きして、美味しさの理由にはたくさんの手間と工夫があることに感動!
水仙の器もとっても素敵
ただ板前さんにとっては、繊細で洗うがとっても大変で、笑と。
蓋物 百合根饅頭のフォアグラとトリュフ餡
こちらもトリュフの香りが素晴らしく〜
ほくほく甘い百合根の中に鶉の力強いお肉。
とろっと濃厚なトリュフ餡。
焼物 鰤の酒焼き
かかっている柑橘はだいだい。
だいだいの苦味と甘さが鰤に合います。
強肴 三宝柑雲子蒸し
白子を混ぜたお豆腐に蒸した白子が。
三宝柑のよい香りと温かい餡が沁みます
かかっている唐辛子がピリッとよいアクセント。
御飯と止椀
御飯は初牛御飯、お碗は牛蒡の摺流し。
京人参の赤が綺麗です🥕
そして芹の香りと味が爽やかさをプラスしてくれるので、お腹いっぱい満腹でしたが、少し食べられました
写真映えしない、御飯の盛り
でもでもお漬物に至るまでおいしかったです。
水物 抹茶パフェ
こちらはカカオ豆腐かパフェから選べました。
小豆が好き&パフェってなぜかテンションあがるのでこちらに
日本に昔からある丁寧な暮らしを教えてくれるようなお料理の数々。
丁寧に作られてることが分かるお料理は、身も心もあたたまりました
ふだんものすごーく早食いな主人も私と同じペースで食べていたのにびっくり。
しっかり味わいたいお料理だったようです。
すっごく満足したお食事だったので、ブログの文章も長めになってしまいました
次は鮎の季節に予約をして帰りました。