こんにちは、まるです。






今回は先日に、

協会の方からのお話で印象に残っていたことについて書こうと思います。


※聞いたことですので多少の違い等はあるかもしれません(_ _)すみません、、











前回に書いた内容で、



私は5歳1ヶ月で養子縁組へ動き出したことを聞きました。


今は年齢制限が繰り上げられて、

6歳以上の子も養子縁組成立しています。







ですが、

当時の年齢制限が6歳までだったとしても、

6歳で養子縁組成立って少し遅い感じかしませんか?







それは、

新生児や0~3歳くらいまでの子が養子縁組で引き取るイメージがあるからなんじゃないかなと思います。

(私のイメージですが皆さんはどうですか?)




実際に成立事例は、

圧倒的に0~3歳くらいまでが多いようです。




それは、やはり

物心着く前から養親の元で育つことで

家庭や環境への溶け込みがスムーズですし、

一緒にいる時間は長いほどいいからですかね!








それを知って、

私はどうして5歳1ヶ月というギリギリな時に

あえて、特別養子縁組をするという意向に

なったのか、

どうして急いででもそれにこだわったのか

とても気になりました。










まず、

⒈ どうして普通養子縁組ではなく特別養子縁組になったのか?




それは、

普通養子縁組だと

出会いが圧倒的に少なくなるからだそうです。


養子縁組を希望される方は、

特別養子縁組を希望される方がとても多いらしく


普通養子縁組だと希望される方が少ない分、

養親と子供のマッチング率が下がります。




なので特別養子縁組をしようとなったそうです。








余談ですが、


特別養子縁組では

養子になると実父母との親族関係は終了し、戸籍にも名前は載りません。


でも普通養子縁組は、

実父母との親族関係は残り、戸籍にも名前が残ります。





昔は普通養子縁組しかなくて、

成人になってからも双方の合意で出来るので

跡取りのために養子縁組をしたり、

逆に養子縁組をしていたけどその後解消したりも出来たようです。





普通養子縁組だと実親との親族関係は残るので、

実親が無くなって相続のことや

実親が生活保護を受けると扶養義務が生じ連絡が来たりすることもあるそうです。(もちろん断ることも出来るとのこと)





そうした事で

子供に負担が行かないように子供のために特別養子縁組は出来たという背景もひとつとしてあるようです。










⒉ どうして5歳1ヶ月で養子縁組に至ったのか?




まず、

乳児が養子縁組で養親さんの元へ行くケースは、


産まれる前から既に

養子縁組が決定しているケースがほとんどだそうです。



そうすると、

生まれてから養親さんの元へ行くまでが早いです。




ですが、

産まれるまでや、産まれてから

実父母や実親の親族が引き取る意志を示していた場合は、


もちろんそれが子供にとっては1番なので、

その意向に沿って、

引き取れるまで待つようです。



でもその中で、

私のように


子供が乳児院や施設に入ると、

距離が離れると同時に実親の気持ちが離れる

ケースも少なくなく、


その後に、

育てる意思が無かったり育てられない状況から、

実親の同意の元、

養子縁組に至ったりします。



そうすると、

もちろん養子縁組で家庭に入るまでの時期は遅れます。

またマッチングするかどうかというのもあるので

さらに遅れます。







私の場合も、

最初は実母が育てる意志を示していましたが

その意思が無くなり、連絡が途絶えたため


乳児や3歳まででの養子縁組ではなくなりました。





そこから5歳まで、

連絡が5年間取れていない状況で、

施設で育ち、5歳のタイミングで養子縁組となったのは



施設や児相側が、

実親から育てる意思がないことを聞けておらず

まだコンタクトの可能性を捨てていなかったからなんでしょうかね…







コンタクトを図って、待ってみたけど難しく

ギリギリのタイミングでの踏み込みとなったのでは無いかなと思います。










⒊ なぜ養子縁組にこだわったのか?




これは地域差があるようです。



例えば、

東京などでは行政の意向として


小さい子供以外は、家庭への馴染みや色々なことを考慮して、養育里親は頼むが

養子には出さない


という考え方があるそうです。






逆に私のところでは、


家庭で育つことを大事に考えているので、

少し大きくなっていても養子に出す


という考え方です。






それで、

私は大きくなってはいるけど養子に出ることになったのでは無いかと考えられます。








これは、

その地域や都道府県、団体などによって変わるもので

統一されてはないので難しいですね…










余談ですが、

ほとんどない話ですが


捨て子は、親の同意なく養子に出すことになります。

すると、実親が

勝手に養子に出したことを訴えるケースが考えられるので


養子に出さないことを決めている団体や行政なども一部あるみたいです。










これが分かったことでした。

 




このことを知って、

今まではどうしてわざわざ急いでまでも特別養子縁組にこだわって出したんだろう?と疑問だらけでしたが




少し腑に落ちました。

そういった背景があった上でそうなったのか、、と理解しました。








もっと早く乳児のうちに家庭に入ったり出来れば、

養子縁組をせずに施設で育てれば、



そういったことを思ってしまうこともあります。








でも、

逆に実親の意向に沿ったことで実親のもとへ戻れた子達もいるだろうし、

家庭に入ることにこだわられたからこそ家庭で育って幸せになった子達もいる。







そう思うと、一概に責めれないですね…








私の場合はこうなってしまったけど、

家庭に入ったことで、知れたことや

出会えたことも沢山あるし



今は恨んだり責めたり後悔するのではなくて

受け入れていい所を見つけて感謝できる、

そういう人に成長していきたいなと感じました。










関わってくださった方は、私が幸せになることを願って動いてくれていたはずです。




それには感謝しかないです(>_<)











こういったことを知れて、

養子縁組制度についても理解を深めることができました。







ルーツ辿りから

色んなことを知れるのは嬉しいです。



もっと沢山勉強したいなと思います!













最後まで読んでくださってありがとうございました☺︎‬