まずはアメリカに住むリスナーの方からのメール。
その方は長く剛くんのファンでいて、剛くんが語る奈良や奈良の思い出を聞いていたために、初めて奈良出身の方と知り合った時に、奈良の話がたくさんできてお互いにあたたかい気持ちになったそう
天川村の話もされて、「あの神秘的な場所を好きな人は感受性が鋭い」と言われ、ぜひ一度行ってみたいと思ったと
メールを読み終えて剛くんも「嬉しいですねー」と言ってましたが、なんだか私もこの話を聴いてほっこりしましたよ
良いお話だなぁ～って。いっけん、どこにでもありそうな日常の話ですが、その何でもない日常に感謝すること、人との出会いに感謝すること。その気持ちが素敵じゃないですか
剛くんの人柄がそうさせるのか、剛くんの周りにはいつもあったかい空気が流れているんですよね。そう思えることが、私は嬉しかったりします
ＦＭＢのラジオを聴くのは、ファンでは知り得ない剛くんの近況を知ることが最大の目的ですが、こんなふうに素敵な話を聴いて優しい気持ちになったりほっこりしたり、そんな時間が持てることも魅力の１つだと思ってます
続いて天河神社の話から、剛くんがそこで『縁を結いて』のレコーディングをさせてもらった思い出話に
剛くん、その時をいつも「不思議な時間でした」って言ってますよね
天河神社さんにレコーディングのお伺いをした際、「いいですよ。堂本さんだったら」と言っていただいたとか。剛くんの真面目で真摯な人柄を信頼してのお許し、このご縁がなかったら、『縁を結いて』はまたちょっと違った感じの音源になっていたかも知れませんよね
スタジオで音だけは録って、自分のボーカルだけ録音させてもらった剛くん。
「山の外側をぶわーっと回ってまた自分の声が戻ってくるという感じの聴こえ方で不思議な時間でした」
「目を閉じてると、神様の前にある井戸に白い蛇がトグロを巻いている気がした。“堂本さんも見えますか？ よく出て来はるんですよ”…と言われた」
実はこの辺の剛くんの思い出話がちょっと前後して、途中で『空が泣くから』を作った時の記憶と混ざってたんですが
「僕が歌った場所が龍神さまの背中の上だったんですよ。そこに井戸の水脈があって、それがいわゆる龍神さまの体ということで、歌詞の中にも入れたんです」
『縁を結いて』のレコーディングを遡って、それ以前からその話を聞いていた剛くんが、『空が泣くから』を作った時にインスピレーションを得た…ということですね
どちらにしても、剛くんの柔軟な感性から生み出された曲たち。２曲とも剛くんの代表作に違いありません
私は剛くんが作る曲はどれも大好きで、最近のノリノリでカッコいいFUNKも大好物ですが、しっとり系のバラードはやっぱり素晴らしいから、またこの２曲のような“和”が感じられる曲も聴きたいです