マイシューズが憎い。


大好きなインストラクターさんと一緒に試着、そのまま大好きなレッスンを最前列で行い、どんなに煽られてもついていきます!な、思い出深いマイシューズ。

愛しい愛しいマイシューズ。

runでは心の支えに、長い立ち漕ぎでは一筋の希望に、早過ぎるエルボーダウンも、君がいたから耐えられた。

マイシューズ!

重いんだよ、マイシューズ!

嵩張るんだよ、マイシューズ!


以前、出勤前のインストラクターさんを見かけたことがある。

キャリーケース持ってた。

着替え、シューズ、マイプロテイン、そりゃ大変だろう!

私のカバンだって毎日大騒ぎである。

マイシューズ、水筒、レッスン分の着替え、汗拭きシート、会員証、財布、携帯。

これにパソコンが加わると、腕が死に、feelcycleに辿り着く前に体力残がなくなる。


いつしか、カバンを選ぶ基準は軽さと容量になり。

洒落たチビバッグを持っても、セカンドバッグがデカ過ぎて主役が何かわからず。

苦肉の策でTシャツ姿をやめ、レギンスとブラトップのみに軽量化しても、まだ重い私のカバン。

レッスンですっきり爽やかに汗をかけば、全てを吸い込んだレッスン着が帰宅途中の腕に容赦無い負荷をかける。


勘弁してくれ、マイシューズ!

君だけは、どうやっても軽量化できないんだ。

そこで、今月からはタオルはサブスクで。

タオルを削り、マイシューズをとる。

命の選択、いつも間違えだらけだが、今回は大丈夫。

一緒にがんばろうな、マイシューズ。

ちゃんと壊れるまで使い切るよ、マイシューズ。