思ってもいないところで、自分が他人にダメージを与えていることがあるのかも。
悪気のある無しに関わらず、予想できないことってあると思うよ。
私のセンスのない着こなしにショックを受けてせっかくの運動チャンスなのにやる気をなくしている人がいるかもしれない。
私がニヤニヤしながら漕いでいてあまりの醜悪さに悪夢に魘される繊細な人がいるかもしれない。
私のプロテインレシピを真似して胃に怒られている人がいるかもしれない。
だからと言って、予想できないことにまで対応なんてできるはずがない。
誰しも都度都度、そんな悪意のない攻撃を受けてしまうことがあるだろう。
今日の私はポニーテールを回転させて自己表現するタイプの人を少しだけ恨んでる。
それはそれで、張り切ってていいなって思うし楽しそうで素敵だと思うのよ。
本当に。
私も知らなかったけど、ポニーテール回すと芭蕉扇なみの威力になるね。
髪の香りがすっごい降ってくるし、直撃する。いい勢いで。
ちょっと通り過ぎ際にフワッて香るのが理想なんだけど、その香りがえらい勢いでバシュンバシュン当たってくるのってもう、泣けてくる。
そして、充満した香りの中で運動し続けるって本当にきつい。
フローラルなコンディショナーの香りって素敵なんだけど、髪の毛のなかに自分が入れられちゃったらやっぱり辛いでしょう。
そんな感じになってしまうのよ。
ずっと直で嗅いでいると辛いのよ。
スタジオ内をお寿司屋さんのカウンター席だと思って欲しい。
大将(インストラクターさん)のお勧めを待つお客さんになったつもりでいて欲しい。
いいお寿司食べに行くときに、強烈な香りは身に着けないだろう?
大将の握り方マネして浮かれたりしないだろう?
大将と共に店を盛り上げるってとてもいいと思うんだけど、色々イマジン。
想像してみてほしいのよ。
美味しいお寿司のために。