「推し」「ファン」「崇拝」「傾倒」ここまでは同義語でいいんじゃないかな。

「恋慕」がない「執着」みたいかものかしら。


色々思うところがあるけれど、「推し」という言葉自体に拒否反応を示す方がいることも興味深い。

でも日本の文化は推し文化だよ?

歌舞伎役者の浮世絵なんて、何色刷り?

写楽はすごいよ。

出雲の阿国なんて、どれだけ追っかけがいたことか。

歌舞伎は根深いよ?

一遍上人の踊念仏なんて、流行り過ぎて建物の床が抜ける熱狂だったとか。絵巻、超クール!

グレゴリオ聖歌なんて、綺麗な声と美ボーイズでお布施カモン!な、素敵な立ち位置で大好き。

ファン作りって大事だね。

と、思ってるんだが。


先日、異動により暗闇フィットネスの推しインストラクターを地方に送り出した友人と話してた。

曰く、リアルなヒトを推し認定したのが初めてで、どうしたらいいのかわからなかった。

リアルだから、現存を信じていた。

再版もリメイクもない、番外編の追加も望めない。希望がない、と。


いやいや、そこはリアルな推しですから!

言ってやりましたよ!

推せる時に推せ。

年二回、薄い本を買うのとはわけが違う。

毎回が勝負だ。

リアルだからこそ、イベント限定ではない日常感!

退職じゃない限り、追いかける可能性を!

お前のオプションチケットが、やがて彼女を育てる糧となり、リターンの可能性を生むだろう。

経済を活性化させ、推しの会社を潤わせることがお前の使命だ、と。

ただし、合法で!これ大事よ!

ストーカーは御法度よ!

インストラクターさんと会えるのはレッスンだけだからね!

そして。

番外編を。

地方でのレッスンレポを作るのは君さ!


始めに推しありき。

推しは経済と共にあった。

推しが経済であった。


友よ、がんばって稼げ!