主です。
だいぶ前になりますが、初めてN700系新幹線に乗りました。
日本人の技術を集約した乗り物は非常に快適なひと時でした。
思い返せば、新幹線に興味を持ち始めたのは小学生の頃。JRの企画だったと思うが、学校で新幹線の絵を宿題で課せらた。
新幹線の絵?
小学生だったボクは近くを通る新幹線をスケッチすることを真剣に考えた。
しかし、時速300キロくらいで走る新幹線を小学生にスケッチできるはずも無く(小学生でなくとも無理だが)頭を抱えていた。
そこで見つけたのが、新幹線の全てを集約した子供向けの本。新幹線の写真はもちろん、新幹線の歴史や性能が満載。これだと思い、オカンにおねだりして難なくゲットしたわけだが、宿題の絵を仕上げるのに500円くらいを払わせた気合の入れよう。なぜこんなに熱く取り組んでいたのか分からないが・・・。
新幹線の性能などをまなび、なぜあのような姿をしているのか知ることで、新幹線が美しく見えたのか、フェルトペンで丁寧にあの曲線を表現したのを覚えている。
やはり、外見だけでなく内面を知ることは大切なのか。
こうやってできた力作は見事校内選考を勝ち抜き最寄りJR駅に展示された。
以来、新幹線の性能、姿に魅かれる。
大人になり新幹線に乗る機会が増え一つ気になることがある。
シートのリクライニングである。
なぜあいつは直立の状態でいるのか?
墓石に座っているのかと思うくらい垂直でビックリする。
もちろんすぐ倒したくなる。その度に後ろの人に気を使う。申し訳ない気持ちでいっぱいにさせられる。
もともとリクライニングを倒しておいてくれたら、それが基準なのでシートを倒して足元を狭くしてしまい気分を害すことは無いだろう。むしろ倒しすぎと感じる人はシートを起こすので良いことをしたことになる。
こういうことを先端技術に触れて考えるのはボクだけですか?