ご覧下さり、ありがとうございます。
双極性障害、 ADHDで
先日まで一年半
休職していた夫。
自閉症スペクトラム、
起立性調節障害ありの中3息子。
支援級。
社交不安障害、繊細気質（HSP）の私。
同じく繊細すぎる娘（小2）
心穏やかに過ごしたいです
先日のある日。
まだまだ肌寒いはずの寒冷地も
その日は珍しく穏やかな春の陽気
息子の中学の卒業式でした
小学校と比べると、
中学校の3年間て
本当にあっという間
支援級でずっと
育ってきた息子だけど、
年々 精神的にも安定してきて、
すっかり頼もしくなった。
相変わらず集団の中や、
人前、注目を集めるような場面は
苦手な息子だけど、
自分の出来る範囲で
参加出来るようになってきた
小学校卒業の時は、
卒業証書授与式は出席せず、
校長室で同じく参加出来なかった
友達たちと一緒に
こじんまりと受け取った。
でも今回こそは、
卒業式に出席してやる
そう自分の中で決めた息子
校長室で受け取るなんて
あり得ない。
もう絶対嫌なんだよね。
どうしても壇上で受け取って、
成長した姿を先生たちに見て貰いたい。
だから、親は見にこないで。
…だって
えらそうにね
私も正直なところ
大人数の場所は、
気疲れするから
行きたくない気持ちもあるけど。
息子が出席するなら、
ダメと言われても
見にいくけどね
そして宣言通り、
ちゃんと授与式に出席して、
思いの外 堂々と壇上に上がり、
証書を受け取ることが出来た
立派になったな〜
でもね、、、
不思議なもので、
堂々とした姿に喜びはあったけど、
全く泣くまでの感動は無かった
小学校の校長室での卒業式には、
6年間の沢山の葛藤や涙、
そして見違える程の成長できた事を
思い出されて、
私は号泣だった
夫も今は休まず、
仕事を優先したいってことで、
私一人の出席だったから、
泣くもんかと思ってたけど…
周囲も全く泣くような
雰囲気も無く
粛々と進んで、終了〜
意外にもアッサリと式も
終わってしまいました
まぁそれだけ無事に
終えたということ
そしてこれで義務教育も終了〜！
バンザーイ
少し肩の荷が降りたような
気分になりました
一足先に自宅に戻ったら、
後から遅れて、照れくさそうに
でも清々しい様子で息子も帰ってきた
式後に最後のホームルームを終えてから、
息子は一人で校内を回ったり、
クラスのベランダに出て、
中庭から見える友達の姿を眺めて、
3年間通った学校を
思い出していたんだって
もう皆んなの姿が見えなくなった頃、
遠くから担任の先生が手を振って、
息子の事を呼んだみたい
気付かれないウチにサッと
帰るつもりでいたらしく、
渋々と職員室前に向かったらしい
行ってみると…
そこでは息子一人のために、
教職員の先生達が揃って一列に
並んで待っていてくれていたんだって
支援員の先生たちをはじめ、
何人もの先生が泣きながら
息子に向かって、ハイタッチと
激励の声をかけてくれたみたい
そして、息子ももらい泣きして
一緒に泣いてきたって
その話を聴いて、
本当に先生達には感謝だし、
沢山の先生たちに可愛がって
貰えたことはありがたいの一言
そして何より、気付かされたのが、
親だけが子供を育ててるような
気分になってたけど、
それ以上に先生たちが
息子を育ててくれていたことに
感動しました
息子くん
卒業おめでとう次のステップに進んでも、
自分らしさを忘れずに
頑張っていって欲しいな