何故私は、1人なの・・・・・・・?  どうして・・・・?


私の頬に、あつい涙がこぼれ出した。


私が1人なのは当たり前なのに・・・。当然なコトなのに・・・・。




「ゴォーン、ゴォーン」時計の針が12時を差す。


私は、ふと外に目をやった・・・・・・


だが、何も変わらない。 外には、小さな子供達が笑顔で遊んでる。


「あっ・・・!!」 小さな子供が、私と目があった。


すると、近くにいた母親が、不思議そうに子供をのぞきこんで、私の方へと、目を移した・・・


「ダメ!!見ちゃダメよ!殺されるわよ!!」いきなり母親が大声を張り上げた。


周囲は、ビクついて、母親と子供を見る。すると、私へと、目を移した。


私の顔を見るたびに。「キャー」「人殺し」「イヤー」など。差別の言葉が返ってくる。


私は、耐え切れず。その場を離れた・・・。  



私はいったい誰 私はいったい何


目が覚めると いつも言葉にしているこの言葉


私にもいまだ不明だ 何故こんな言葉を口にしているなんて。


我に返り、起き上がる私


鏡を見てから 深く深呼吸


いつもこんな感じ 何故だろう?


階段を降りて 周りを見回す 


誰も居ない  これが当たり前になった


テーブルに向かい イスに座った


ふと私の目に飛び込んできた 1枚の写真


私が笑っている・・・。 楽しそうに笑っている・・・。


今なら考えられない事だ


周りには 優しい顔の人ばかりだ


昔の私の家族・・・。今は無き家族


何故私は一人なの?