憧れのオジサマTop3
の一人、姜 尚中さんの著書。
が、決してミーハーなキモチでトライした本ではありません。
あしからず。
- 悩む力 (集英社新書 444C)/姜 尚中
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「悩む力」とは、これ如何に。
悩むことすらできない人がいるのか‥
いやいや、悩むことこそ人生の醍醐味ということを教えてくれる
一冊ではないかと思います。
哲学的で、ちょっと難しい言葉も多くでてきますが、
全部を理解しようと思わず読んでいくと、自分にとってヒントになる
言葉と出会うはず。
余談ですが、以前、某国立大学の教授がとても立派な
机上の空論を語っていたのを聞いて以来、大学教授の言葉に
重みを感じられなくなっていた私でしたが（すごい偏見ですよね
）
著者の在日としての人生、経験から紡ぎだす言葉のひとつひとつに
とてつもない説得力と共感を覚えました。
大学のセンセイというより、人生の先輩からのアドバイスを
聞いているような気持ちで読んだ本、です。