昨年10月にサロンをクローズし、今年の3月頃までは(とりあえずの)

生活費を稼ぐための仕事や、一度やってみたかった的な仕事に

就いては辞めを繰り返し(苦笑)、4月頃からやっと腰を据えて

続けられそうな仕事にめぐり合い、今に至ります。


と言っても、残念ながらやりがいとかキャリアアップとかには全く

関係のない、いわゆるルーティンな誰でもできる仕事です。


アロマセラピストを辞めるにあたり、まず私が学ぶべきだったことは、

まさにこの

仕事(日々または日常)とは、ルーティンなものである

ということでした。


たまたまアロマセラピストという、やりがい・向上心・達成感(?)、

その他諸々を満たしてくれる仕事に就けたのは本当に幸運でしたが、

大部分の方は生活のためだけに働いていたり、あるいは自分の趣味や

生きがいを別の場所に見出して、それを満たす手段としてのお金を稼ぐ、と

いう日々を送っています。


また、結婚生活を送っている(または育児をしている)方にとって、

毎日同じ時間に食事の用意をしたり、子供を起こして送り出したり、

こういったルーティンな毎日が当たり前だったりします。


そもそも人間の営みの基本は、そんなルーティンワークを淡々と

こなすことがベースになっているんですよね。


それを、いつの間にか『いかに毎日をドラマティックに仕立てるか』

気をとられて生活していると、逆にそんな日々の(当たり前だけど大切な)

ルーティンワークができなくなってくるのです。


そういう意味で、私はまったく地に足のついていない人間だったな~、と

つくづく感じる今日この頃。


それが良いとか悪いとかの問題ではなく、今、私に必要な身につけるべき

能力のひとつとして、このルーティンな毎日を淡々とこなしていくという

ことが最近ようやく(少しずつですが)身についてきたかな~、なんて

感じています。



考えてみると、結婚できない理由のひとつとして、このとんでもなく単調で

息のつまる仕事(家事、特に食事の支度)を一生やらなければいけない!と

勝手に思い込んでいたからかもぉ~~~叫び汗


家事は一人暮らしでも当たり前にやっているのに、ヘンなところに

A型のカンペキ主義が顔を出してしまうようで(苦笑)カンペキにやる

必要なんてないのにねべーっだ!



ルーティンな日々に疑問や不満を持っている方も多いと思いますが、

そこにあまり感情移入しないで淡々と過ごせるようなワザを身につけると

もっとシンプルに、もっと楽チンに生きられるんじゃないのかな~って

思いマス。


なぜ突然こんなことを語り出したかというと、実は昨日今日と

仕事に行きたくない病でサボっちゃったからなのです、ハイ^-^;


特に嫌なことがあるわけでもなし、淡々とこなせる仕事なのに、

なぜ行きたくない病が出たのかな~、なんて考えていて出てきた

結論、なのでした。


またひとつ、トンネルを抜けられたかな?



Kine's aromatherapy