先日、勤務先の老人ホームで【アロマ入浴剤を作ろう!】と題して、
アクティビティを主催させて頂きました
アロマの勉強をしていく中で、多分必ずと言っていいほど介護の現場でアロマを活用することの
良さや素晴らしさを学ぶことと思います。
ワタシもアロマの仕事を始めた当初から介護や終末ケアの現場でアロマを役立てたいと
思っていたので、今回はとっても良い機会を与えて頂いた!とはりきって望んだのですが、
結果は‥
材料を準備して、入居者の皆さんには好きな香りを選んで頂き、そのオイルを
予め準備した材料に混ぜて入浴剤にし、ご自身の入浴時に使って頂こう!と
思っていました。
スタッフの方たちにはトッテモ喜んで頂けたのですが、肝心の入居者様たち(=主に女性陣)の
反応は、と言えば‥
●ボトルの字が小さい&英語(またはフランス語)で読めない。
●カタカナの精油名では、中身が想像できない。
●精油を直接嗅ぐので「ニオイがきつい!臭い!」と激怒。
ほとんどが大正生まれの、アロマ初体験の方ばかりで、それも大人数のため一人一人に
ゆっくり説明することもできず、しまいには『臭い臭い、もう部屋に帰る!』と怒り出す方もいて
なんともトホホな結果に終わったのでした。。。
うーん。
たしかに、白檀は知っててもサンダルウッドと言われてわかるはずもなし、しかも
サンダルウッド=仏壇のニオイ、というわけでもないので、説明もムズカシイ。
切り口を誤ったなぁ~、と大反省。
理想としては『お一人お一人にハンドマッサージなどをしてアロマの良さを知ってもらう』あたりから
入れたら良かったのかも‥
しかし、スタッフの数も、そんな時間の余裕もないワタシたちには到底無理。。。
以前はアロマを老人施設で取り入れてもらいたい側だったワタシも、実際に中に入って
働いて受け入れる側になってみると、解決しなければならない問題や準備が山積みで、
そんなことに割く時間がないのも事実。
やっぱり現場を知るって大切だな~と、つくづく感じた、トッテモ良い経験となりました。
しかし、これに懲りずにまた機会があったらチャレンジしてみたいナ