私が子供に興味を持つきっかけとなった一冊。
とっても簡単に言うと、「多動症」と呼ばれる子供たちのなかには“古い魂”を持って生まれてきた子が多く、その子たちとどう接するか、大人は彼らから何を学ぶべきか、といったようなことが書かれています。
多動症の子供を持つ親御さんだけでなく、子供嫌いな方にもお勧めの一冊だと思います。
「なぜ、子供が嫌いなのか」を考えるきっかけになるし、今までと違う視点で子供を見ることができるようになると、子供という生き物がとても興味深い存在であることに気づかされます。そして、自分も“子供だった”時のことを思い出します。
私も子供が嫌いでした。
「うるさい」「汚い」「疲れる」というような理由で。
それが、「彼らはたまたま現代社会のルールを知らないだけで、バカでもないし無知でもない」ということに気づくと、こちら側の態度が変わります。
こちらが変わると、彼らもちゃんと敬意をはらってくれる。
これって、大人同士の社会にも言えることですよね?
ちょっと小難しい内容なので、1回読んだだけで理解するのは難しい、かも。
でも興味のあるところだけ読んでも、十分楽しい。
子供嫌いなアナタへ、お勧めの一冊でした