今年の4月から小学校の先生として働き始めています。


働き始めて約5ヶ月。


生涯教員として働き続けている人で

構成されている組織ほど恐ろしいものはない。


ここには、定時とか勤務時間とか休憩時間とか

そんなものは存在していません。

私たちは残業代が支払われません。

8時10分より前、そして16時40分をすぎた後は

教育のために自分を犠牲にするただの「人」になります。


「どうしても18時以降じゃないと面談できません。」

「土曜日、水筒取りに行きたいんですけど、、」

そんなおかしな声にも、学校現場の「人」は

「わかりました!お忙しいですよね、お待ちしております!」と。


おかしい。

おかしいよ。


「仕事終わるのが18時なので、18時半以降じゃないと行けません。」

そうやって美容師さんに言えますか?


「どうしてもこの時間がいいので、朝5時に改札通してください!」って

駅員さんに言えますか?


私なら言えない。言わない。


仕事が、仕事が、って言うけれど

私たちも仕事。

16時40分で、勤務終わるのでって言いたい。


お客様は神様?

つまり

保護者は神様ってこと?


おかしい。



そのおかしさに振り回されている先輩教員は

1年目の私が見ると、まるでゾンビみたい


妖怪?化け物?


仕事が終わらず、初めて休日に出勤した日。

給料は出ないのになあって思いながら

タイムカードをきった私。

残業時間稼ぐか〜って、きった私。


「おいおいおい、今日土曜日だよ?タイムカードきったらだめ笑」


そうやって化け物たちが言ってきた。


うん、今日土曜日だよ?


それに尽きる。



こんな現場に至って人として腐る。