レオンはヘルニアで入院することに。


生後3ヶ月のマシュー、5歳のミランダ、3歳のエリオット。


3人の小さな子どもをみながら、毎日レオンの病院へ行くミリア。


限界も近かった。


暑い8月の太陽の下、


3人の子どもたちと笑って家族5人で楽しく過ごす…のではなく


3人を連れて暑い中のお見舞い。


ミリアは


「なんでこんな大変なの?」


「なんでわたしばっかり。」


こんな言葉がぐるぐる頭の中をめぐる毎日だった。


1日のことが思い出せないくらい、


いつも倒れるように日々が終わっていく。


(ちゃんとしないと)


(もっと頑張らないと)


この言葉たちを自分に言い聞かせる毎日。


レオンが退院後、


病院では治っていたパニック発作が毎晩同刻に襲ってくる日々が始まる。


レオンは苦しみとイライラ、絶望感、無気力でミリアのことを考える余裕がなくなっていった。


ミリアの心は壊れてくのにミリア自身はそれに気づかず毎日必死だった。


可愛い子どもたちが心の支えだった。


天真爛漫で甘えたで明るく少しわがままなミリアは少しずついなくなっていた。