最近の楽しみはGRONZEの記事を読むことです。
ここに掲載されている記事は、アクシデント・インシデントによるカミーノ上の危険情報や新しい道の可能性を探るもの、巡礼者の体験など、様々です。
今まではそんなに気にしていなかったのですが、このような情報を得ることはカミーノを安全に歩くことにとても役立つことがわかりました。
特に近年の気候変動による荒天、山火事などによる迂回路などは命の危険から身を守るために必要なものだと、今更ながら認識しました。
とはいえ、かなりの長文をスペイン語で読むのは結構大変です。そこまで修辞法に凝っていたり、難しい単語を使った記事はありませんが、やはり便利なものは使わないと・・・と、いうことで登場するのが翻訳アプリ。
私はGoogleの翻訳アプリを使っていますが、他にもAIを使ったりすることもあります。
そういえば、初めてのカミーノでは、翻訳アプリでフランス人にこき使われたことを思い出しました。あの時は強制的にスマホの画面を見せられ、うむを言わせずにお世話をさせられました・・・
昔なら身振り手振りでのコミュニケーションしかなくて、分かり合えないことが多かったと思いますが、今ではこの翻訳アプリで英語もスペイン語も出来ない方でも、たくさんの巡礼者と円滑にコミュニケーションをとっています。
ホント、便利な世の中になりました。
でも、言葉もわからない国を歩いて旅する、というある種の冒険感はなくなりつつあののでしょうね。