前の記事【うちのねこではありません?!】
で、1年で猫が何匹に増えるかを描かれたイラストは、
保健所で野良猫の相談を受けた時に町内会等の回覧板用パンフレットとしてお配りしていたものです。
《イラストは記事の一番下に表示されています》
そのイラストを見て同僚獣医の言った一言・・・
『この絵ってさ、近親交配してるってこと・・・?』
私 『? そうですよ?何か変でした??』
え~~~~~っ!!!という驚きの声が上がったのでこのトピックスを作りましたf^_^;
獣医さんも知らなかったw
《猫の交配管理》
猫の交配は、『自然に任せる』とか『血統証が付いているから』という考えだけで決めてはいけません。
飼ってくれる人が見つからない猫や、遺伝的な疾患を持つ猫を増やしてしまうからです。
交配の方法は主に4つ挙げられます。
この4つの方法にはそれぞれ長所と短所がありますので今後、繁殖させる予定のある方は参考にして下さい。
① 最初は「おじいちゃんやおばあちゃんとまご」や「親子」、「きょうだい」のような
① 最初は「おじいちゃんやおばあちゃんとまご」や「親子」、「きょうだい」のような
血縁関係の近い猫同士で交配する【近親交配】という方法。
人の世界では法律によって規制されてますが、猫の世界ではごく普通の話です。
近親交配によって生まれてくる猫には、その家系が持つ遺伝形質が強く受け継がれます。
人の世界では法律によって規制されてますが、猫の世界ではごく普通の話です。
近親交配によって生まれてくる猫には、その家系が持つ遺伝形質が強く受け継がれます。
好ましい形質を効率的に効率的に残すことができる一方で、好ましくない形質が強化されて遺伝することもあります。
また劣性遺伝(遺伝の法則で対立する形質よりも現れにくい形質)として、それまでは隠れていた形質が現れることもあります。
また劣性遺伝(遺伝の法則で対立する形質よりも現れにくい形質)として、それまでは隠れていた形質が現れることもあります。
例えば、成長遅延や消化器疾患などの虚弱体質、片側睾丸や陰睾丸、不妊症などの繁殖障害、骨軟骨症などが挙げられます。
② 次に【系統交配】という方法。これは、3~5代祖の中に同じ先祖を持つ猫同士の交配です。
好ましくない形質までが受け継がれるという可能性は『近親交配』よりは低くなりますが、残したい形質を効率良く遺伝させるという点では『近親交配』より劣ります。
また、交配する猫の血統証をそれぞれさかのぼって祖先を調べるには、手間がかかり、難しい場合も多いです。
③ 3つ目は【異系交配】という方法です。
② 次に【系統交配】という方法。これは、3~5代祖の中に同じ先祖を持つ猫同士の交配です。
好ましくない形質までが受け継がれるという可能性は『近親交配』よりは低くなりますが、残したい形質を効率良く遺伝させるという点では『近親交配』より劣ります。
また、交配する猫の血統証をそれぞれさかのぼって祖先を調べるには、手間がかかり、難しい場合も多いです。
③ 3つ目は【異系交配】という方法です。
4代祖までの中に同じ祖先を持たない、離れた血統の猫同士による交配で、好ましくない形質の発現確率がひじょうに少なくなると言われています。
両親の血統が持つタイプとは異なる猫が生まれることもあり、品種改良にも使われています。
しかし、望んだ子猫が生まれるかどうかの可能性は未知数です。
④ 最後は【異種交配】という方法で、基盤となる品種に別の品種を交配させます。
この方法は品種改良や、新たな品種を作り出す目的で行われます。
両親の血統が持つタイプとは異なる猫が生まれることもあり、品種改良にも使われています。
しかし、望んだ子猫が生まれるかどうかの可能性は未知数です。
④ 最後は【異種交配】という方法で、基盤となる品種に別の品種を交配させます。
この方法は品種改良や、新たな品種を作り出す目的で行われます。
例えば「アビシニアンとソマリ」・「アメリカンショートヘアとスコッティッシュホールド」等の交配は、血統証を発行する団体でも認められています。
※ 繁殖には以上の4つの遺伝学知識に加えて、豊富な経験と厳格な理念が必要です。
※ 繁殖には以上の4つの遺伝学知識に加えて、豊富な経験と厳格な理念が必要です。
安易な交配は、品種の悪化や不幸な子猫の増加を招きます。
これから繁殖を始めようとお考えの方は、必ず!経験豊富なブリーダーに指示を仰ぎましょう。
初心者なら、まずは【②系統交配】から始める事をオススメします☆
・・・ちなみにMILFELは・・・血統証付きの猫より雑種が一番好きです(∩。∩;)ゞ病気にも強いしね☆
《余談》
猫は野良の状態でなど、人間が深く関与せず妊娠し、出産した場合
これから繁殖を始めようとお考えの方は、必ず!経験豊富なブリーダーに指示を仰ぎましょう。
初心者なら、まずは【②系統交配】から始める事をオススメします☆
・・・ちなみにMILFELは・・・血統証付きの猫より雑種が一番好きです(∩。∩;)ゞ病気にも強いしね☆
《余談》
猫は野良の状態でなど、人間が深く関与せず妊娠し、出産した場合
生まれてきた仔猫(約4~8匹?)その全てが・・・
『お父さん(精子)が違う場合もあるらしい!』 。。。(驚)
『お父さん(精子)が違う場合もあるらしい!』 。。。(驚)
その理由は、交尾後に排卵するというしくみから受精の確率がほぼ100%であること。
よって、排卵される数(一度に妊娠できる数)だけ複種類の精子を受け入れる事が
可能になるという訳です。
(イギリス小学校教材・絵 むらた ゆうこ)
【猫の繁殖について2へ
】
