《発情を見分けるポイント》



メス猫は季節繁殖動物ですので、発情は年に2~3回、栄養状態や飼育環境によって異なりますが、主に12月下旬~8月中旬頃の間に数回の発情がきます。《猫の妊娠周期は約2ヶ月》

しかし、最近では夜間も明るい室内等で暮らしている猫は、年中発情期が見られる傾向にあります。



猫は犬のように発情に伴う出血などはみられません。

そのため、発情時期がわかりにくい時があります。



・ 発情を迎えたメス猫は、まわりの物に顔や首をこすりつけたり、床にゴロンと寝転がって背中で床をゴシゴシしたりします。

・ 頭を下げ、お尻を高く持ち上げた姿勢で、後ろ足を交互に踏んでオスを誘います。この時、しっぽを必ず左右のどちらかによけて、交尾の邪魔にならないようにします。



避妊手術を受けていないメス猫に、このような行動が見られたら発情の時期が来たと考えて良いでしょう。

しかし、発情期のメス猫にみられるこれらの行動は、避妊手術を済ませた猫にも見られることがあります。



・ 例えば、飼い主の気を引くために寝そべって背中を床にこすりつけ、お腹を見せて遊んで♪と要求する猫がいます。お腹を見せるというこの行動は、猫の一番弱い部分をさらけ出すカタチになり、よっぽど気を許している相手にしか見せない行動です。

・ それから、頭を低くしてお尻を持ち上げる姿勢は、子猫が母猫に肛門の辺りをチェックしてもらうためにする行動で、赤ちゃん返りしてめいっぱい甘えたい時等によく起こす行動です。この時、前足をフミフミするのは母猫のおっぱいを出すためにしていた行動の名残です。



猫は野生動物と異なり、成猫になっても精神的に幼い部分を強く残します。よって、子猫でなくてもこのような行動をとることがよくあります。



・ 発情を見分ける他の方法には、鳴き声の変化があります。一般的に発情を迎えたメス猫はいつもより大きな声で鳴くようになり、いつもは人間の生活に合わせて眠っていた夜中でも発情中だけはお構いなしに泣き続けたりします。

・ 鳴き声に関しては長毛種に比べ、短毛種にこの傾向が強いと言われています。

・ また、尿の回数が増えたり、尿の臭いが強くなるのも発情を見分ける判断材料の一つになります。オス猫メス猫共通行動→スプレーなど、トイレ以外での排泄も目立つようになり、飼い主にとっては大きな負担となるでしょう。



鳴き声やスプレー行為は猫と暮らす上で、非常に困った行動です。これをきっかけに避妊手術を希望する飼い主さんも少なくありません。



・ 体に起こる変化としては、陰部が少し膨らみ、透明の分泌物が見られるようになることが挙げられますが、長毛種では陰部の膨らみを見分けることは難しいので日頃から注意して、状態を確認しておくと良いでしょう。また、分泌物は猫が舐めてしまい確認できないことが多いと思われますので、その場合は陰部をグルーミングする回数に注目してみて下さい。

・ その他、2~3日の食欲が低下する事もあります。



猫が発情を迎えると、これらの変化が同時に現れますので、一緒に暮らしていて、少し注意して観察するだけで発情がきたことがわかると思います^^;





《避妊手術のお薦め☆》
~メス猫は生後、約6ヶ月(体重3.5kg)頃から避妊手術を受けさせられます。~



・ 避妊手術を早く受ければ受けるほど、上記に記した問題行動を防止させることができる上、子宮蓄膿症や卵胞嚢腫など生殖器系の病気の予防になります。

・ 6ヶ月齢までに避妊手術を施すと、乳腺腫瘍の発症を91%も予防できます。



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