りんご飴か。これ、食べた事ないンだよね
てゆうか、誰もいなくね?
ひょこ!
健『たまには甘い物もいいかなってね
その代わり・・
健『(よく見たらこの娘、凄く可愛いからな!ここはナンパしない手はないでしょ久々にこの俺様のナンパテクを見せてやンよ)
健『お嬢ちゃん、俺と一緒に花火見ながらりんご飴食べようぜい
※とんだナンパテクでした
健『お、お~??
健『だ、だよね~
(体よくフラれたか)
あ、でも2個貰えるかな?
・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
健『はぁ~~~・・・・
ナンパ失敗か
こうなってくると1人の祭なンて拷問でしかないな
さっさと人生初のりんご飴でも食べて帰るか。。。
ぷ~~~~~~~ん・・・・・
健『ぐををッッ
蚊がすげえいやがるッッ
払っても払っても寄ってきやがって
血を吸う蚊はメスのみで、いくら女の子とはいえ虫に寄ってこられても嬉しくないわ
ど~~~ん!!!
(※花火の音)
健『あぁ・・この華やかな花火でさえ今の俺には空しいだけ・・・
???『あ~いたいた!
健『を??
君はさっきの・・・
健『何だろ・・
とても不思議な感じの娘だな
・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
※そして花火に目を奪われていたその瞬間に、彼女の姿は消えていたのです・・
もしやと思い、りんご飴の出店のあった場所へ戻ってみるとそこには何もありませんでした
何とも不思議な体験。。
健は少しの間だけ神隠しにでも遭って別の世界へ足を踏み入れていたのでしょうか??