健『今日の晩飯は～
スーパーで買ってきた1個￥30のコロッケと……
！！！
……こうやって言ってるといつものように嗅ぎ付けてくる奴が…
さくのん『なのーーーん
健『ホラ来た…
さくのん『よこすのー
健『はい…
どうぞお召し上がり下さい(;´д｀)
さくのん『なのッッ
！？健『……何だよ
？？さくのん『……な、なんでもないの～
※とられました
健『…………ククク
まんまとかかったな
俺は考えた。
確実に嗅ぎ付けてくるさくのんから食い物を取られるのを防ぐのはもはや不可能！！
ならば
！！安物のコロッケを囮にして俺は…
健『大本命のサーモンを頂きまーーす
健『見よッッ
さくのんの口はあんなに小さいのだ。
どんなに奴が人間離れしていても、口は１個しかない
※当たり前です
健『さくのんだって食べるのに、多少の時間は要するハズ!!
その間に俺は美味しく頂くワケだ
パーフェクトな作戦だな
では！！
頂きま～～～
ぬっ
さくのん『ごちそうさま、なの～
健『ひィッッ
※甘かったようです
さくのん『……よこすのォォ…
健『ア…アアア…
と、とら…
とられる…！！
お、俺の大好物のサーモンが……
死んでも…
死んでも渡したく…
どんッッ！！
健『うアぉアああ～～～
※死にました
今回の敗因が何だったのか…
アホな健にはわからず終いだったとさ。
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