ふいにひなちゃんがおなかにいた時


妊娠中だった時を思い出すことがあります。


母子手帳をもらってうれしかったこと


エコーの画面に映る小さな小さな赤ちゃん。




小さくても、心臓を動かして、手足を動かして

私のおなかに命がある

不思議な感覚。






ああ。

あんなに幸せだったのに。





そう思うと

また

後悔と悲しさが押し寄せてきます。




涙が止まらなくて

苦しくて

少し落ち着いて

を繰り返しています。




おなかの中で

ひなたは生きていたのに

命を終わらせたと思うと

悔やんでも悔やみきれません。




もう、精神的に大丈夫だろう

と、周りの人には思われていても


実際の私はまだまだです。




悲しくないわけないんですよね。



少しだけ悲しさには慣れてきたつもりでも


悲しいんです。








両手の中におさまるこの小さな骨壷は


抱きしめることができます。



できることなら

ひなちゃんがまた私のおなかに来て欲しいです。


でも、生き返るわけではない。

わかっているんですけど

そう願いたくなります。



金属製のこの骨壷は

触ると冷んやりしているのですが

抱きしめていると

自分の体温と同じくらい温まります。



ちょっとだけ

心も温まる気がして




私は"悲しい"から泣いているんじゃない

私は"愛おしい"から泣いているんだ





そんなことを思いつつ


今日もまだまだ立ち直れそうにありません。