c今年も地元の江戸東京伝統野菜を小学校で紹介することができました。
馬込半白胡瓜は江戸、明治にかけて栽培されていました。
農家の減少や様々な理由から今では一人の農家さんだけが大切に作り続け守っているだけです。
混雑しないように他種の胡瓜は栽培せず、虫の受粉も避けるように袋をかけて守り
純血な姿を何十年と守り続けてきたのです。
情熱。という言葉では言い尽くせない心が無いとできないと思いました。
近頃は伝統野菜という言葉が一人歩きしてその言葉だけで訪ねてくる来訪者に懸念の気持ちを
感じてしまうと話されていました。
今は種が絶えないように大切に守り続けなくては。の思いが一層強くなっていると伺いました。

今回小学校での伝統野菜の授業は四年目を迎えました。
始めの質問で「伝統野菜を知っていますか」の質問に8割の生徒さんが知っている事に驚きました
苗を前にスケッチをするときも矢継ぎ早に質問してくるほどの関心の高さに驚きました。
自分たちの住んでいる地域に存在する伝統野菜に興味を抱き、嬉しく感じてくれる姿をみて
これからも伝え続けることができるように努力したい。と思いました。
真剣さが伝わってくる背中です



今年も収穫祭が楽しみです