藤木 稟「眠れない夜のための短編集」 2004 新潮社 藤木 稟 短編。 「内と外」を読みました。 入りが引き込まれました。穴についての主人公の描写がなかなか。精神的に苛まれる感じがよかった。後半その穴の使い方については丁寧に書かれてい る印象。でも終わり方にちょっと意義あり。でも話の展開としては意外すぎる方向へ行ったので、面白かったです。2つの別々のストーリーみたいに感じまし た。 「影法師」を読みました。 じわじわとくる面白さ。不気味さがあります。ぞわっとした感触があるストーリーです。 (2007/04/05)